マイクロソフトの2画面タブレット Courierの詳細が判明したとか。
なかなか面白そうなデバイスなので取り上げてみます。
マイクロソフトの2画面タブレット Courier 詳細判明&UI 動画 http://japanese.engadget.com/2010/03/05/2-courier-ui/
どんなものかと聞かれると困りそうなデバイスですね(笑)
Engadget Japanによるとコンセプトは「Digital Journal」。
スケジュール帳とToDoリスト、連絡帳といったPIM機能に、
スクラップブック・写真アルバムとブラウザがオーガナイズされてる感じです。
それぞれの機能だけ見ればWindows MobileやiPhoneでも出来ることですが、
決定的に違うのは文字や写真といった情報を、それらの機能の間で横断的に取り扱えること。
例えば3月8日のページを開いてそこに手書きでToDoを書き込んで、メニューをちょいと選ぶと
ToDo付箋として扱えるようになります。それをそのまま誰かに送ることも可能。
また、撮影した写真やWeb上の画像を選択し、それらを貼ることも可能です。
撮影した写真をタッチして裏返すと、手書きでタグを書きこむこともできるんだとか。
面白いのは2つの画面の間の、液晶の無い領域をうまく利用しているところ。
ここを「ポケット」としてスタックした画像やメモを一時的に保管し、
他のページに移すことが出来るようです。
クリップボードを視覚化したものとでも言えるでしょうか。
普通に考えればこの継ぎ目の部分は邪魔なだけなのですが、
ここを逆手にとって利用してしまうというアイデアには脱帽です。
言葉では伝わりにくいので、まずは動画を見てみるのをオススメします(;´~`)
とにかく持っている情報とWeb上にある情報をひとつのデバイスに蓄え、
さらにそれらを自由に組み合わせることで新しいアイデアを作り出すことが出来る、
そういった新しいデジタルデバイスのようです。
デジタル版のほぼ日手帳みたいな感じでしょうか。
デジタルとアナログのよいところをひとつにまとめたデバイスとなりそうです。
実際に日本語版が発売されたら絶対買いたい!
って思ったんですけど、ホントにこんな動きできるんでしょうかねぇ?
Windows Phone 7の動作動画を見ているので、マイクロソフトもそれなりには
直感的なタッチUIを作っていけそうだなと予想できるのですが、
果たしてここまで革新的なデバイスに仕上げることができるのでしょうか?
そもそも日本語版となると、手書き認識の精度なんかも問題になるでしょうし、うーん……