Second Edition

ちょっと遅いがPocketPCといえば、ついに「Windows Mobile 2003 Second Edition software for Pocket PC」が発表された。

http://www.microsoft.com/presspass/press/2004/mar04/03-24FutureOpportunitiesPR.asp

内容的にはSecond EditionというよりもPocketPC2004と名付けてよいほどに進化している。
まず、e800で試験的に導入されたＶＧＡ表示がＯＳレベルでサポートされるようになった。
しかも、rotation機能も装備ということで、Web閲覧にも実用性がでることとなる。
自分としてはExcelが広い画面で編集できるといいかな、とか思っている。
あと、正方形ディスプレーもサポートされるとか。
ということは、キーボード内蔵型も発売される可能性が出た、ということだろうか？
その他、CPUクロックが400MHzから520MHzと久しぶりにXScaleのクロックがあがったことも大きな話題だ。

こう見ると今回のＳＥ、どう見てもＳＥとはいえないほどの進化ぶりである。
機能面でPPC2002から2003がマイナーチェンジだったことを考えると、（ＯＳがCE3.0からCE4.2に変更されてはいるが）
2003を2002SEとしておいて、今回の2003SEを2004としたほうがよかったのではないかとか考えてしまう。

ちなみに今回の2003SE、ＯＳはCE4.2となる模様。
Direct3D Mobileなど、デスクトップ並みのマルチメディア機能をもつとされるCE5.0は
今年の夏ころお目見えするとのこと。プレビューキットはこちらから。


FOMA 900iなども発売され、ますますケータイに食われそうな感があるＰＤＡ業界。
今回の2003SEや時期CE5.0がどれだけ盛り返せるのか。
今後も一CE使いとして、明るい話題に期待したい。