滋賀・奈良を旅してきた その５ ２日目 湖西線・奈良線

長浜を観光し終えたら、奈良へと移動します。
琵琶湖線で向かう方が断然早いのですが、乗ったことが無いので湖西線経由にしてみます。






滋賀県の最高峰、伊吹山。
琵琶湖周辺ではほぼどこからでも見られました。
この辺りに住んでる人たちは、この山を見て育つんですね。




長浜から30分ほどで近江塩津駅に到着です。
ここはこのBLOGで最初の旅行記だった「黒部ダムツアー」の最終日、金沢から米原経由で帰ってくる際に乗り換えで使った駅。
あのときは真夏の強い日差しの下でしたが、今回は一面の雪景色でした。

湖西線

湖西線には初めて乗りましたが……特に見どころは無いですね(;´～｀)
車窓を流れる景色は田んぼと畑と点在する集落の繰り返しですし、
全線が高架となっているのでなんとなく街との間に距離感を覚えます。
乗る前からわかってたことですが、好んで乗る路線じゃないですね。

奈良線

京都駅まで来たら、今度は奈良線に乗り換えです。
京都は最近の５年間に乗り換え２回、通過４回と、いつも観光せず通り過ぎてばかり。
そろそろ京都観光もしたいですね。



この奈良線、実は全線が京都府内にあって、
名前に反して奈良県には全く踏み入れないんですよね。
京都駅から乗ったみやこ路快速の行き先は奈良駅ですが、
これは関西本線に乗り入れているもので、
奈良線自体は途中の木津駅までなんだそうです。

まあ、奈良方面に行くのは確かなので、さほど問題にはならないんでしょうけど。



45分で奈良駅に到着。
このあたりはさほど賑やかではありません。
街の中心はJRではなく、近鉄の奈良駅の方ですね。

興福寺

この日の宿は興福寺の近くにとりました。
荷物を下ろしたら、すぐに興福寺にお参りです。

おそらく中学の修学旅行以来だと思われますが、ほとんど記憶に残っていません。
ただでさえ昔のことの上、修学旅行って１日に多くの場所を巡るので、記憶に残りにくいんでしょう。
そう考えると勿体ないなと思う反面、これは修学旅行で行った場所を再訪して巡る旅もできるんだな、と旅のネタを思いついたりして。


肝心の興福寺の感想はというと、国宝館にあった千手観音像が素晴らしかったなと。
東大寺の大仏のように途方もない大きさではないものの、
５ｍ強という大きさはその大きさを肌身で実感できるサイズで、
あまりの神々しさに「はぁ……」と溜息が漏れたほどでした。

夕飯：柿の葉寿司

一人旅で困るのが、夕飯です。
ネタを探すのに苦労しだすともう黄色信号。
考えるのがイヤになり、適当なものを食べて済ませてしまいかねません。

そういう意味ではこの日の奈良という場所は鬼門です。
なにせこれといってめぼしい名物が無いのですから。
それでもなんとか話のネタになりそうなお店を見つけ、足を運んでみたのですが、
残念ながら材料品切れのため閉店時間前に店が閉まっておりました＿|￣|○

しかたなく街を歩いたものの、めぼしいものもなく。
結局奈良名物の「柿の葉寿司」を買い、宿の部屋で食べてしまいました。



色んなお店がありまして、今回は平宗のものでした。
んー、味付けはかなり甘めかな。
もう少しお酢がきいてるほうが好みかも。



そんなこんなで、移動の多かった割には観光もできた２日目でした。
明日は午前中に奈良市内を観光し、午後は関西本線経由で名古屋へと移動します。