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小網代の森ホタル撮影で思ったこと

2016-06-26 00:43:08 | Photo
こないだのホタル撮影で思ったことなど、つらつらと書いてみます。



●ホタル撮影と月齢の関係について
 ホタルの活動と月齢の関連性についてはよくわからないのでパスするとして、
 撮影するには月はどんな具合ならいいのか、という話である。

 今回行った6月3日は月齢27.3と新月の2日前であり、ほぼ月明かりの無い状態。
 これだと周囲を照らす明かりがほとんどなくなるため、ホタルの発光以外は写真に写らなくなってしまう。
 ホタルの発光だけではなく周りの景色も写し込まないと、風景写真としては厳しいものになるので、
 上弦~満月辺りの日没後にそれなりに月明かりを得られそうなタイミングをねらうのがよいのかもしれない。



●使用したレンズについて
 今回は標準ズームTAMRON 17ー50mm F2.8を使用した。
 初めてのホタル撮影で勝手がわからないので、ひとまず汎用性を考えてズームにしたわけなんだけど、
 小さなホタルを撮るのには、広角より標準域がよかったみたい。


 それから-3EV低輝度対応AFをもつK-3といえど新月期となるとAFが効かず、MFでの合焦にせざるを得なかった。
 ここで問題になるのがピント。
 焦点距離によってピント位置が変わるため、ズームするたびに無限遠を出す必要があったので不便。
 こういった暗所でのMF撮影が必要なときは、単焦点を使う方がよさそう。

 さらにいえば無限遠より先に遊びがあるAFレンズより、ピントリングが無限遠で終端となっているMFレンズの方が無限遠出しは楽。
 ということは、普段はレンズBOXの底で眠っているSMCM 28mm F2.8の出番だったのかぁ。


●明るいレンズが欲しい

 PENTAXのレンズラインナップには、F2より明るい単焦点レンズが少ない。
 現行のAPC-SレンズではDA 50mm F1.8、DA★55mm F1.4 SDMと標準よりやや望遠寄りに偏っている。
 フルサイズ対応だとFA 31mm F1.8 AL Limited、FA 35mm F2 AL、FA 43mm F1.9 Limited、FA 50mm F1.4、FA 77mm F1.8 Limitedとなるので、
 APC-Sで標準域で使えるのはFA31mm LimitedかFA35mmくらい。

 こうしてみるとAPC-Sでは広角側がやはり弱いんだよなぁ。
 K-1にすればFA31mm Limited1本で、フルサイズでは広角、クロップして標準と使い分けられそう。


 ちなみにSigmaだと30mm F1.4 DC HSM Art、28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO、
 ズームではあるがやたらと明るい18-35mm F1.8 DC HSM Artあたり。
 標準~中望遠にSigma 50mm F1.4 EX DG HSMもあるか。



 次にホタルを撮るときには、明るいレンズを買ってからかな。

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