最近のWindows Mobileスマートフォンはハードウェアキーが少ないものが多いです。
X02Tもご多分に漏れず、電源キー・カメラキー・ボリュームUp/Downキーしかありません。
それとタッチパネル下部にホーム/バックボタンとUIキーがあるくらい。
しかも標準では、これらのボタンに好き勝手にアプリや機能を割り当てることができません。
いちおうレジストリをいじるか、ここのCABを入れればカメラキー(長押し)だけは
割り当てが可能になりますが、これだけではちょっと足りません。
Windows Mobile 6.5は基本的にフィンガーオペレーション前提で作られているので
しかたないといえばしかたがないのでしょうけど、やっぱり不便に感じます。
そこでSortInchKeyを使って、他のキーにもアプリや機能を割り当てることにしました。
VolUp/Downは通常はボリューム調節のみに使うようにして、
q2chwmがアクティブなときには左右キーとして使えるように設定。
さらにWindows Media PlayerやTCPMPでは短押しで上下キー、2度押しで左右キーとし、
プレーヤーの音量調節と曲送り/戻しをできるようにしました。
それからカメラキーの挙動を設定しようと思い、Volキー同様にいじってみたのですが、
単純に設定しようとしたらみごとにうまく動作しません。
検索してみるとdocomo PRO T-01A Part36スレの76-78に対処法がありました。
つまるところ
「カメラキーのキーコードは短押しが0xC3で、長押しが0x5b+0xc3となっている」
のが原因だったようです。
スレで書かれているようにカメラ長押し(0x5b+0xc3)にダミーを入れてから設定したところ、
カメラ短押しでKTPocketLaunch2を、カメラ2度押しでフルスクwを起動できるようになりました。
これでかなり楽になりましたが、もうちょっといじれば使いやすくなりそう。
こうやって様々な手段を活用することで、自分が一番使いやすい環境を構築できるのが
Windows Mobileの利点というか特徴ですよね。
そして(以前よりは使いやすくなったとはいえ)あいかわらず素の状態では使いにくい。
間口が狭くて奥が深いですねぇ。