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新宿 ポール・バセット

2012-02-13 17:30:06 | Cafe
 
 
このBLOGでカフェの話題を出さなくなって、ずいぶん経ちます。
五反田 カフェ トゥジュール デビュテ以来9ヶ月間書いていません。
この間、スタバ・ドトール・クリエなどのチェーン店にしか行ってないので、記事を書こうにもネタに困っていたからです。

それでもどこか喫茶店を開拓しないとな、という感覚だけはいつも持っていました。
チェーン店ばかりだと、行ってもあんまりリフレッシュされないんですよね。
一定の味と一定の雰囲気を得られるのは確かです。それはチェーン店の強み。
でも、その「いつも同じ」感覚は、日常の続きにしか感じられないのです。
私がカフェに行く目的のひとつは「非日常感を得ること」なんでしょうね。

昔読んだ雑誌のカフェ特集に「喫茶店は句読点」って書いてありましたが、
チェーン店系カフェは読点(、)、非チェーン店は句点(。)なんだと思います。
そういう意味で言えば、もう無くなってしまった新宿のカフェユイットは、
間違いなく自分の日常に「。」を打てる場所だったんでしょうねぇ。
つくづく惜しい店を失くしたものです……




一応、ユイットに代わるお店を探してはいるんですよ。
ただ、良さそうなお店を見つけても、それは三軒茶屋だったり、下北沢だったりと、
ほとんどが自分の生活圏に無いものばかりだったのです。


そんななか、こんな記事を発見しました。

 東京、ベストコーヒーショップ25 - Time Out Tokyo (タイムアウト東京) 
 “スタバ”探しに嫌気がさしたら行くべきカフェ 
 http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/5397 

外国人記者の方が書いた、おいしいコーヒーを飲める東京のカフェのリストです。
25ものお店が載っているものの、やっぱり自分の行動圏内にあるお店は少なめ。

しかしその中にひとつ、新宿駅周辺のお店があったのです。
それはカフェ ポール・バセット
新宿野村ビルB1にあるカフェです。
2003年度のワールドバリスタチャンピオンシップにてチャンピオンになった、
オーストラリア人のポール・バセットが開いたお店です。

もともとこのカフェの存在自体はずいぶん前から知っていたものの、
このビルの中にあるスタバにばかり行っていたので、入ったことはありませんでした。
中の様子を覗いたこともほとんど無し。
しかしこうやって記事で紹介されているのを見ると興味が涌くものですね。
さっそく行ってきました。







カフェラテ(レギュラー)350円。
確かに美味しい。香りが深いし、味も複雑。
ひとくち飲むと香ばしい香りがフッと鼻に抜け、次に少し苦味がして、
酸味もして、最後に苦みがちょっと残る。
言葉にするとややこしいですが、チェーン店では味わえない複雑なおいしさですね。

14時半以降はラテアートのサービスがあり、頼んだ模様をバリスタが描いてくれます。
私が選んだのはロゼッタ。ロゼット葉のことでしょうか。
そのほかハートなど6種類ほどの中から選べます。
道具を何も使わずに綺麗な模様を描き出す、バリスタの腕には驚かされます。




バナナタルト、380円。
煮込んだバナナにシナモンをきかせ、アーモンドタルトに仕立て上げたもの。
ヘーゼルナッツ入りのクッキーをかぶせ、その上に生クリームとバナナが乗っています。
サクサクとした食感がおいしいです。
コーヒーの苦味に合わせた味付けのようで、少し甘め。




ちなみにレギュラーサイズのドリンクとともに頼むとケーキセットとなり、価格は650円となります。
場所代の高い新宿で、この味にこの価格ならば、かなりコストパフォーマンスは高いんじゃないでしょうか。
カフェラテ(レギュラー)は量で言えばスタバのスモール並みで、味はそれ以上。
しかもスイーツに関してはスタバとは比べてはいけない味です。
スタバのスイーツは当たり外れの差が大きいですしね……スポンジケーキ系は微妙(;´~`)



お店の内装はおおむねナチュラル系です。
同じ店内でも、中央の大テーブルは天井が高くて明るく開放感があって気持ちが良さそうでした。
そして奥に入れば天井低め・照明暗めで落ち着いたスペースもあります。



何人かで来た場合は中央の大テーブルでワイワイおしゃべり、
ひとりやふたりで来た時には、奥のほうで落ち着いて。
そんな感じでシチュエーションに合わせて使い分けられそうな雰囲気でした。



唯一の欠点は、ちょっとBGMが大きめなところかな。
あと飲み終わったカップは気付きしだいスタッフが下げに来ることが多いので、
あまり長居向きではないかもしれません。
(行ったのが日曜日だったから、というのもあるかもしれませんが)

まあ、少なくともノート開いて授業の準備をする雰囲気ではないですね(笑)
読書はいけそう。
タブレットやノートPCを使ってる人ははそこそこ居たので、それはアリかも。



というわけで、人連れて来るにもいいし、おひとり様もありなお店だと思いました。
スタバじゃつまらない、そんなときにポール・バセット、知っておいて損は無いんじゃないでしょうか。







Paul Bassett

 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル B1F
 HP : http://www.paulbassett.jp/








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