先週金曜日の週アス祭りのスマートフォン座談会において、スマートフォンを定義しよう、なんてコーナーがありました。
これについていくつかのモバイル系のブログで意見が交わされていたので、
私も少し意見を出してみようかと。や、たいした意見じゃないですけど。
livedoor ニュース - 「スマートフォンの定義」をあらためて考える ずばり結論を披露すると、スマートフォンとは「単体で通信・通話ができて、ユーザーレベルで自由にアプリケーションの追加やカスタマイズできる携帯情報端末。また、操作性が一般のユーザーに親しみやすいインターフェイスを持つことも条件」ということになった。 |
これが座談会で出てきたスマートフォンの定義についての結論なのですが、
正直言ってスマートフォンが何であるかなんてのは、使っている人にとっては必要ない議論じゃないかと思います。
だって、使っている人は別に「スマートフォンを使っている」という感覚はもちませんし、
「これがスマートフォンなんだ、これがスマートフォンなんだ、これがスマートフォンなんだっ!」
って自己暗示かけるかのごとくつぶやきながら使ったりもしないですもの(笑)。
ユーザーからすると重要なのは自分にとって必要なデバイスが手元にあること。
だからスマートフォンユーザーにとって、自分が使ううえではスマートフォンが
いったいなんであるかなんて定義は必要ないんだと思います。
じゃあなんであんな定義を決めたがったかというと、スマートフォンとはどういうものなのかが分からない
一般の客層(っていうとモバイラーが一般じゃなくなりますが、まあどっちかといえば特殊な人種になるはず)に説明するためでしょうね。
もっと言えば「スマートフォンってこういうものなんだよ、便利なんだよ、だから使ってくださいね」という宣伝のためのものでしょう。
乱暴に言っちゃうと物の定義なんて、実物を知らない人に説明するためのものじゃないでしょうか。
そうすると上にあるスマートフォンの定義は……分かりやすいですかね?
いっそのこと
「それをもつことであなたの人生がちょっとだけ幸せになるかもしれない、普通とはちょっと違った電話」
くらいにメルヘンな定義でいいんじゃないかと。よくないか(笑)