理科クラブでやるネタを探していたら、カメレオン焼きそばなるものを発見しました。
焼きそばの麺には「かんすい」が入っているのですが、これが炭酸ナトリウムや
炭酸カリウムなどのアルカリ性のものなので、指示薬を入れると色が変わるというわけです。
もちろんフェノールフタレインとかBTBとか入れてしまったら食べられないので、
身近な食品を指示薬として使います。
まずフライパンに焼きそばを入れ、コップ半分ほどのお湯を注いで茹でます。
かんすいを水に溶かし込むわけです。

水が白くにごったらカレー粉を入れてみます。すると……

黄色いカレー粉を入れたのに赤くなりました。
カレー粉の黄色い色はクルクミンという色素で、これがアルカリでは赤を示すのです。
そのあとウスターソースをかけるとソースの酸性とかんすいのアルカリ性で
中和反応がおこり、赤かったのが元の黄色に戻ります。

それからムラサキキャベツを入れてみると……

麺が緑色になりました('A`)
ムラサキキャベツの汁はアントシアニンが含まれていて、
アルカリでは緑色を示すのです。

これもウスターソースをかければ中和されて色が戻るのですが……

残念ながらムラサキキャベツの汁の紫色に戻るだけなので、
ちっとも食べたいと思えないようなものができあがります……_| ̄|○
もの凄くマズイんだが、どうしてくれるんだw
女子中なんで全員ドン引きしてますた。
正直言って作ってる私もドン引きしますた('A`)
カレーはともかく、緑はヤバイですねぇ。食欲が吹き飛ぶこと疑いなし・・・。
あれ? なんで僕の手元にはカップやきそばが?
入ってなければなにも問題は起こらないはず……
緑はほんとヤバイですねぇ。
この記事読んだ知人から「グロ画像だ」との指摘を受けたくらいですし('A`)