初のUMPC、SmartCaddieを触ってみた

昨日の仕事帰りに神保町の三省堂本店に寄ったんですが、
なぜか入り口でPBJのUMPC "SmartCaddie"のディスプレイをしてました。
どうせやるなら隣街（＝アキハバラ）の方が客が寄ってくるのではないかと思えるほどに
誰も見ておらず、説明のオネイサンが暇そうにしていたので、
使い勝手が気になり、手にとって触ってみました。

といっても触っていた時間はほんの５分ほど。
なぜかというと、860gの筐体が予想外に重く感じ、いろいろといじくる気にならなかったのです。
日頃485gのSigmarion3を同じように両手で扱っているのですが、
さすがに860gともなると両手にずっしり重みを感じます。
画面両脇下に出る扇形のキーボードも、重い筐体と慣れない配列で使いづらい。

（06/04/23 01:20　本体重量が表記されていないのを修正）

触った様子では、出先でさっと取り出して使えるタブレットPCではありませんでした。
ビュワーの様にタブレットPCを使いたい人向けかなぁ。
たとえばデジタル一眼レフで撮った写真はファイルサイズが大きく、
画面解像度が小さく処理能力も低いPocketPCではビュワーとして役不足。
かといってデジタルスフォトストレージでは見ることしかできないし……
なんて思っている人はいいかも。
あとはリビングに置いておき、ちょっとWebで調べ物をしたいときに使うとか。
イスに座りながら膝の上で使うと良さそうでした。

Intelの副社長の「12ヶ月以内にUMPCを200g以下に」というのが実現すれば、
そのときはなかなか使えるものになると思いますが、
SmartCaddieに関しては初めての製品ということもあり、まだまだだかな。


……しかし、もしもUMPCが本当に200ｇ以下になってしまったら、
PocketPCの存在が危ういものになってしまう気がします。
この先どうなるんだろう……。