B組、スウェーデン対トリニダード・トバゴ戦終了。
寝る前にちょっとだけと思ってテレビを付けたらこれが予想外に面白くて、
結局後半戦をずっと見てしまった。
結果は0-0のスコアレスドロー。
後半1分にトリニダード・トバゴのDFアヴェリー・ジョンが
本日二枚目の退場となり、スウェーデンの方が一枚多い状況で45分戦ったのだが、
スウェーデンは結局攻めきれずに無得点。
対してトリニダード・トバゴは一人少ないながらも全員が各自の役目をしっかり果たし、
見事スウェーデンの猛攻を退け引き分けに持ち込んだ。
特にGKのヒスロプはファインセーブを連発し、スウェーデンにゴールを許さなかった。
結果は得点できずの引き分けなのだけど、両チームにとっての意味は全く違う。
なにしろW杯初出場の初試合に歴史的な勝ち点1を納めたのだ。
試合終了後のトリニダード・トバゴの選手の喜びようはとてつもないもので、
まるで優勝したんじゃないかと思えるくらいの喜び方が印象的だった。
一方のスウェーデンは試合前から戦力的にも優勢とみられ、
さらに相手選手の退場により数的にも優勢となった「勝てるはずの試合」を落とし、
ある意味では勝ち点2を「失った」結果となってしまった。
試合後のスウェーデン選手の中には膝を落としてうなだれる者もいたほどで、
サポーターも同様にがっくりとしていた。
前回2002日韓共同開催のときも、フランスが初戦でセネガルに敗れるという波乱があった。
今回もなにが起こるかわからない、そんな気がした試合だった。
そして早くも二日連続でこの時間。
決勝戦まで体力がもつのかが心配だ……