おちる、おちない、おちる、おちない……

現在使っているPocketPC「Genio e550GX」は、WindowsCE 3.0でPocketPC2002搭載です。
CPUもPXA250の400MHz（初期のXScaleですね）、内部メモリも128MBあるので
プログラム実行用に常時40MBほど使うことができます。
このスペックだと、しょっちゅう落ちることということは無いですね。
ソフトリセットをするのは、一週間に２度くらい。
それも、３，４日使い続けてメモリが足りなくなってきたからリセットをする、というパターンがほとんどです。

今でこそCEはそんなに落ちないOSになりましたが、昔はよく落ちてました。
（落ちにくいけど動作がもっさりしているという欠点はありますが。）
以前使っていたJornada525はCPUがSH-3の133MHz、メモリが16MBという廉価版だったせいか、
一日一回はリセットボタンを押していたように思えます。
そのせいですかね、PocketPC2002が安定しているように思えるのは。
ちなみに、最近買ったMobileGear R430はどうかというと、CPUにはMIPS系の168MHz（らしい）に
内部メモリは32MB、OSはHandheld PC Professional Edition, Version 3.0 （CE2.1）
という組み合わせなので、やたらと頻繁に落ちてくれます。
今日も喫茶店でテスト問題の単語帳を打っていたんですが、ほんの2時間の間に ３回も 落ちてくれました。
いやあ、これでこそWindowsCEって感じです。
あ、ちゃんとこまめにセーブしてたんで、データ消滅とかは起こってないですよ。
じつは慣れてくるとフリーズしそうな気配を察することができるようになるんで、
「ここぞ」ってときにはちゃんとセーブするようにしてるんで。


でも、PDAがフリーズするってのはいかがなもんでしょうねえ。
こういう安定性の面でも、PDAよりもケータイという図ができちゃってる気がします。
できることの差だとか、OSに求めていることの差ではあるけど、
少なくとも1週間使い続けても不安定にならないくらいになってくれないと、
PocketPCの普及なんて無理なんじゃあないでしょうか。

まあ、そこをクリアしても、PDAに残された道はあまり無いようですが……