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姫新線を乗りつぶしてきた その4 2日目 姫路~佐用~西はりま天文台

2017-02-05 17:22:50 | 旅行・鉄道


2017年1月6日、旅行2日目の午後です。
姫路城と好古園を観光し、明石焼きを食べ終えたら、姫新線に乗り込みます。

姫新線:姫路~佐用



姫路駅の姫新線・播但線ホームは1面4線。
1面4線ってなんだそれ? と思いましたが実物を見て納得。



ちょいと曲がったホームになっていて、そこに東へ向かう播但線が2線、
西へ向かう姫新線が2線のあわせて4線入るようになっているんですね。



姫新線キハ127系、単行でした。
本竜野までは学生やお年寄りで一杯いっぱいのすし詰め状態。
利用客は1両で済ますには多く、2両にするには少ない感じでしょうか。





のどかな風景。
昨日の福知山線もこんな風景が多かったような。



姫路から先の切符はこんな感じ。
姫路→播磨高岡と播磨高岡→(新見→倉敷→姫路)→東京都区内の2枚。
姫路から姫新線で新見、伯備線で倉敷、山陽本線で姫路と乗って、
そこから新幹線で東京都区内と移動する予定なんですが、
そのまま切符を買おうとすると姫路を二度通ることになり、そこで切符が途切れてしまいます。
それだと二千円くらい高くなるのでそれを避けるため二枚に分けたわけです。








姫路駅から1時間強で、佐用駅に到着。
駅名は「さよう」じゃなくて「さよ」って読むんですよ。
知ってました?




佐用の大イチョウ

西はりま天文台に行く前に、佐用にある兵庫県天然記念物を見ておきましょう。
佐用駅から数分歩いたところにある、大イチョウです。



うわ、すごい枝ぶり。
魚眼レンズでなんとか写せるサイズです。



根回り9.4m、高さは28m。
樹齢1000年と言われるこの大イチョウは、
風雪にも雷にも火事にも耐え、今なお残る佐用の生き証人です。



すぐ脇を智頭急行の線路が走っているので、
タイミングがよければ列車と黄葉を撮るなんてこともできそうですね。






西はりま天文台へ

ここから西はりま天文台までは公共の交通機関がないので、徒歩かタクシーの二択になります。



天文台の方向を見ると、明らかに山です。
しかも天文台があるのは見えているピークではなく、
それを越えてさらに登ったところ。


天文台は標高435mの大撫山の山頂にあり、佐用駅との標高差は335m。
駅から歩くとなると約6kmの距離を1時間半かけることになります。
一方、タクシーだと15分くらい。

迷った結果、帰りは歩いて下ればいいとして、登りとなる行きはタクシーを使うことにしました。
肝心のタクシー代ですが、私の時は1880円でした。
これくらいなら、一人だとしても悪くない金額でしょう。
同行者がいて頭数で割れるなら、なおさら。
よっぽど交通費をケチりたいのでなければ、登りくらいはタクシーで行くべきだと感じました。






西はりま天文台に到着したら、まずは管理棟でチェックイン作業を済ませます。



この天文台には家族用ロッジがあって、定員5名の2LDKの部屋が6つあります。
宿泊費は金・土曜がひと部屋8400円、それ以外が6700円。
繁忙期・閑散期には価格が上下するので、詳しくは天文台HPで確認しましょう。


 兵庫県立大学西はりま天文台 
 http://www.nhao.jp/public/ 


ちなみに宿泊の予約は、電話のみとなっています。

・電話で予約
   ↓
・封書が届く
   ↓
・食事の注文票を郵送し、食事代を振り込む

という手順をふまないといけないのがちょっと面倒でした。




こちらが日本国内最大の2メートルの鑑を持つ、なゆた望遠鏡。
一般人に公開されているものとしては、世界一の大きさです。
宿泊者は19時半からの観望会で、実際に使うことができます。
それまでの間は時間をつぶしましょう。



天文台のある大撫山の頂上からの眺め。
とても見晴らしがよいところです。



こちらが家族用ロッジ。
ふつーの家みたいな感じです。
この日は6部屋すべてうまっていました。
ひとりで泊まったのは自分ひとり!
他は家族連れや友人グループで来ていました。
そりゃそうか。





夕飯を食べたら、いよいよなゆた望遠鏡とご対面。
そして快晴の星空を撮影します。



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