黒部ダムに行ってきた５ ２日目 高山～富山

　

さて２日目の正午に高山駅を出発した私が向かったのは、富山駅です。
行程はこんな感じ。





全行程２時間半とか短いですね！
ただし高山から富山までノンストップで行ける列車は、特急以外に存在しません。
県境の猪谷駅でJR東海からJR西日本へと管轄が変わるからです。
したがって猪谷駅で必ず乗り換えることになります。




ここからJR西日本なので、駅看板もオレンジから青に変わります。



この猪谷駅がなかなかステキな駅でしたよ。





こんな感じのホームです。
列車がいればまだ、それなりに見えなくもないのですが……




列車の入らない方向を写したらこんなですよ！
さすが県境の駅、すばらしい寂れっぷりです。


最初はこんな駅で30分待ちだなんてどうしようか、なんて思っていました。
が、そのまま駅に居てもすることも無いので、駅前に出て数分歩いてみると、なにやらステキな風景が。




神通川にかかる神峡橋です！
周りの山々の緑色と、赤く塗られた橋とのコントラストが素晴らしいですよ、これは。




しかもこの神峡橋からの眺めも絶景！
眼下に流れる神通川は、深いエメラルドグリーン色をしています。
まったくもって、絶景というほかありません。



時間があれば見晴らしのいいところまで歩いていって、
峡谷にかかる橋をしっかりと撮りたかったのですが、
１本列車を逃すと３時間待ちになってしまうので、
橋のたもとから川岸へと下る坂道の途中からパチリ。

それでも列車待ちの暇つぶしとしてはおつりが来るくらい、
来た甲斐があったと思える景色でした。


13時半というちょうど一番暑い時間帯だったので、たぶん35℃を越えてたと思います。
なので一通り神峡橋の眺めを堪能したあと、橋のたもとの食料品店でアイスを購入。
食料品店のレジのおばあちゃんが、あまりの暑さで居眠りしていたのがステキでした（笑）
こののどかさは東京に居ては得られませんね。



そして次の列車の発車10分前くらいに猪谷駅に戻ります。



岐阜から高山、猪谷まで一緒に過ごしたキハ47系とはここでお別れ。
富山側から来たキハ120系に乗り換えます。



驚いたことに、今まで乗っていた列車の居る番線に、次に乗る列車が入ってきました∑(；´～`)！
しかも１両。両方合わせても３両しかありません（笑）





その後は大して面白いこともなく、無事に富山駅に到着です。
強いて言えば、隣の席に座ってる女子大生のサークル旅行集団が古今東西を始めて、
「古今東西、国の名前！」「ハワイ！」　　(゜Д゜)ハァ ！？　なんてのはありましたがｗ



最初はまったくもって予定に入っていなかった高山本線ですが、結局全線制覇をしてしまいました。
木曽川・飛騨川・神通川に沿って山の中をグイグイ進んでいくこの路線、気に入ってしまいました。
通して乗るのは6時間かかってしまう（飯田線なみ）のでなかなかオススメできませんが、
岐阜から高山までの区間だけでも十分その魅力を楽しめると思いますよ。
もしも興味をもたれた方は、ぜひとも乗ってみてください。