ソニーの不思議なイヤホン

ITmedia ＋Dを読んでいて気になった記事。

ITmedia +D LifeStyle： 　開発者に聞くN・U・D・Eシリーズ最高峰「MDR-EX90SL」

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0605/08/news008.html

昨今は高級イヤホンブームなんだとか。
数年前はMDやCDウォークマンに繋ぐイヤホンといえば、
2000～3000円程度の比較的安価なものが主流だったんですが、
近頃では１万円以上するものも売れているんだそうです。
SHURE E5C-J ヘッドフォンなんか５万円ですよ！

この高級イヤホンブームは、ポータブルオーディオの普及によるもの。
もちろん火付け役となったのはiPodなどのシリコンオーディオなのですが、
時々「圧縮音楽を高音質イヤホンで聴く必要があるのか？」なんて思ったり。
40GBとか60GBといった大容量HDDの機種でWAVEファイルを聞くならまだしも、
数GBのメモリタイプの機種ではAACかMP3かWMAか、いずれにしても
人間が聞こえないであろう音を削ったりして劣化した音楽を聴くわけで、
そこに高音質イヤホンを使うのは矛盾してるんじゃないかと思うことがあります。

そんな私は通勤時にPocketPC iPaq rx1950に512MBのSDカードを挿し、
その中に入れたWMAファイルをWindows Media Playerで聴いています。
イヤホンはソニーのMDR-EX51。
昔はもう１ランク上のMDR-EX71を使っていました。
あれのほうが耳から抜けにくくてよかったんですが、
なぜか私が使うとイヤホンは１年で断線するのです(;´Д｀)ノ
だから高いのは使わないようにしてます。

閑話休題。
冒頭で紹介したイヤホンは、ソニーのイヤホンN・U・D・Eシリーズの最高峰。
未使用状態では耳の穴に突っ込む「カナル型」インナーヤホンなんだけど、
耳につけるとごく普通のインナーイヤホンに見えるという不思議なデザインです。
そして密閉型イヤホンだけど、ハウジングにある窓から音が抜けるようになっていて、
よくある密閉型イヤホンよりも閉塞感がないんだとか。
昔MDR-F1でもやってますが、ソニーはこういうの好きですねぇ。

お値段は希望小売価格1万2390円。
リンク先記事にもあるとおり今では数万するイヤホンが多く、
この値段が高いか安いかはビミョウなところ。


私も使ってみたくはあるんだけど、どうだろう？
音質の悪いPocketPCで使うのも微妙だけど、
そもそもこの値段で買ってまた一年で断線したら目も当てられないし……
実物を触ってから考えてみようか。