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HA-FXT90

2011-04-25 00:51:39 | Weblog
木製振動板を用いたHP-FX500(通称どんぐり)やHA-FX700(ネオどんぐり)など、
独特なイヤホンを出しているビクターが今度はツインユニットイヤホンHA-FXT90を発売しました。
通常のイヤホンならば1つしかない振動板とユニットを2つ並べたという、変態仕様です(笑)
20日に発売されたので、さっそくヨドバシカメラの新宿東口店5階にて試聴してきました。
(新宿西口本店よりも東口店の方が静かなので、試聴するときはこちらにしています)


さて音のほうですが、ツインユニットによる深みのある音が売りとのことだったので期待していたものの、
でもなんだか味気ないというか、さらっとしすぎとも感じました。
低音がきついでもなく、高音がきついでもなく、弱ドンシャリかつあっさりとした音でした。
低音のきつさで聴き疲れしたり、高音が耳に刺さったりはしない音ではあります。
ただ、普段から濃い音を出すHP-FX500やHA-FX700を使っているので、それらに比べると音が薄いかなぁと。
音場もそれらに比べてしまうと狭い感じですね。


一方でHA-FXT90の良かった点は装着感でしょうか。
ユニット自体が大きいので安定しないかと思いきや、イヤーピースがピタッと耳の穴にくっついてくれるので
FX500やFX700よりもずっとフィットして安定してくれました。
イヤーピース自体はFX500・FX700と同じものなので、
重心やバランスを考えて設計されているおかげなのかもしれないですね。

それから遮音性に関しては、FX500・700よりも少し良い程度です。
外の音はそこそこ聞こえます。耳栓代わりに使えるほどではないと思います。



HA-FXT90は設計上のインパクトはあるけど、音自体はそこまでインパクトが無かったといったところでしょうか。
もちろん発売直後なのでエイジングが終わっていない可能性が高く、使い込むうちに音が変わる可能性はありますし、
1万円弱という値段を見れば、面白みは無いけれどなかなか無難にこなせそうなイヤホンでしょう。
ただHP-FX500がネットだと1万円で買えちゃうので、楽しいイヤホンが欲しかったらFX500のほうがオススメかなぁ。
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