中学生の頃からシャープペンシルは0.4mm芯を使っていた、ひねくれ者のRemです。
あまり字がうまい方では無いので、細い芯だときれいに書けているように見えるので、
今までずっと0.4mmのものを使っていました。この0.4mmというのが実に絶妙な細さでして、
0.5mmのものより細かく書けて、さらに0.3mmよりもずっと折れにくい。
一度使い出すとトリコになる細さなのです。
ただ、少しばかり書くのに力が入るのが欠点でした。
そこでたまには太いシャープペンシルも使ってみようと、買ってみたのがこちら。

ぺんてるのTUFF 0.7mmです。
グリップ部分のゴムは硬めですが、適度になじむので指が滑らずに書けます。
重量バランスもよいと思います。
しかし問題がいくつか。私の手では消しゴム部とペン部のつなぎ目の段差が、
ちょうど親指と人差し指の付け根にかかってしまい、書いていてなんだか違和感を感じてしまいます。
それからクリップも手に干渉してしまうので、なんだか書きづらい。

しかたがないので他の0.7mmシャープペンシルを探すことにしました。
新宿の世界堂にて1時間ほど色々なペンを試し書きした結果、選んだのがこれ。

ZEBRAのTect 2way 0.7です。お値段1050円の、割と高価な製図用シャープペンシルですね。
このペンの特徴はペンを振ると芯が出てくる「フリシャ機能」が付いていること。
それだけなら買わなかったんですが、このTect 2wayは名が表すように2通りの使い方ができまして、
ペン中央にあるつまみを回すことでフリシャ機能をロックすることができるのです。
この状態だとペンの重心がぐっとペン先側に偏る。これがなかなか勝手がよく気に入ったのです。
もともと29.3グラムと重いシャープペンですが、ロックにより前重心の強いペンになります。
個人的にはもう少し前重心でもいいと思いますけど。
もうひとつTect 2way lightという16.0グラムのものもありますが、そっちはプラスチックだったのでパス。
値段が630円と安くなるので、プラスチックの外見がイヤでなければlightもアリだと思いますが。
そんなわけで、ひたすらに文房具を試している最近のRemなのでした。
たかがシャープペンシルでも、色々使ってみると違うものですね。
しっかし0.4mmと0.7mmとは、イロモノばかり選んでいるなぁ……
ちなみに今まで使っていたのは三菱鉛筆のM4-552という、製図用の0.4mmシャープペンシル。
正確にはそこにバドミントン用のグリップテープを巻いて、適度な太さとグリップ感を持たせたカスタマイズ仕様です(笑)

このペンそのものは大学時代から8年ほど使っているのですが、このシリーズとなると
ワンランク下のM4-351を中学~高校時代に使っているので、もう10年以上の付き合いです。
軸がプラスチック製で軽いけれど、要所要所に金属パーツが使われているので質感がいい。
使い勝手と見た目と、2つを兼ね備えたいいシャープペンです。
しかし2ちゃんねる文房具板の0.4ミリシャープペンスレによるとすでに製造中止とのこと。
自分の学校生活を支え続けてくれたシリーズの廃盤とは、ちょっと切ないものですねぇ。
まだまだ店頭在庫はあるので、今のうちにもう1本くらい買っておこうかしら。