
三浦半島の先端にある小網代の森散策レポ、前編のつづきです。
2時間ほど小網代の森を散策して、時刻は16時。
まだまだホタルを見られる時間ではありません。
そこで夕飯を求めて油壷の方へと歩いていきました。
今回の日帰り旅行はみさきまぐろきっぷを使っていました。
これは
・三崎口までの往復切符
・三崎エリアの京急バスフリー切符
・25店舗で使えるまぐろ料理引換券
・レジャー施設利用券
がセットになった切符。

品川発のみさきまぐろきっぷは3060円。
品川~三崎口間の往復だけで1852円、さらにまぐろ料理引換券で1500円ほどの料理を食べられるので、
十分元が取れるお得な切符なのです。
今回は小網代の森から15分ほどの場所にある、ホテル京急油壺観潮荘内のレストラン潮彩をチョイスしました。


これが25店舗でまぐろ料理と引き換えられる、みさきまぐろ食事券。
こちらレストラン潮彩では、まぐろ丼とメカジキのから揚げを食べられます。

甘めのタレに漬けたメバチマグロの赤身がおいしい。
メカジキのから揚げも食べでがありました。

それから、ホテルの中にあるということで、窓の外の景色が素晴らしいのです。

小網代湾を一望できました。
小網代の森は写真右に見えるシーボニアマリーナの
さらに右奥の方にあります。
夕飯のマグロ丼を食べ終えたら、ホタルを求めてふたたび小網代の森へと戻ります。
ホタルの期間の延長開放時では、宮ノ前峠入口からしか入場できません。
日没後のまんなか湿地や中央の谷は暗くて安全面に問題があるからなんでしょう。
シーボニア入口バス停から森へと向かうことになります。
みさきまぐろきっぷは三崎エリアの路線バスに乗り放題なので、
油壷のバス停から1区間だけバスに乗ってシーボニア入口バス停で降りちゃいました。

延長開放時は宮ノ前峠入口からやなぎテラスまでが開放エリア。
実際にはボランティアガイドの方に連れられて、
やなぎテラスの少し先の森の入口まで入れてもらえました。
18時ちょうどに宮ノ前峠入口を通り、再び小網代の森に入ります。
混雑する前に、早めに入っておこうという魂胆だったのですが……

日没まで1時間もあったら、そりゃホタルなんて見れないですよね!
このままえのきテラスで1時間ほど待機するハメになりました。
海の近くゆえ、日が暮れてくると風が冷たかったので、
6月頭といえど羽織るものは持っていてよかったです。
この日の日没は18時50分。
それから30分ほど経って辺りも暗くなり始めた19時半に、ようやくえのきテラスから出ました。
やなぎテラスより少し先の、暗くなったところまで行くと……おお、淡い光が見えるではありませんか!
ホタルです! 生まれて初めてのホタルです!
よーし、写真に撮っちゃうぞー!

はいピンボケ。
暗所AFに強いK-3ですけど、さすがに厳しいですね。
諦めてMFで撮りましょう。

これでどうだ!

右端にうっすら写ってました。


この2つはISO3200 f/2.8 13秒×3枚のコンポジット。
まあなんとか写ってますね。

ISO6400 f/2.8 20秒
うーん、ホタルしか映ってない……
やってみてわかったのですが、新月期のホタル撮影って難しいですね。
日が暮れればほぼ光がなくなるので、背景を写しこめずホタルしか写らなくなっちゃうのです。
これはいつかリベンジしたいものです。