大学入学直後にJornada525を買ってから8年間、ずっとPocketPCでスケジュールを管理していたので、
今世紀に入ってから紙の手帳をまったく使わずに生きているという、不思議な生き方をしていました。
しかしニーモシネを常用するようになって、ペンで書くというアナログの良さに気づき、
来年は手帳を使ってみようかなと思うようになりました。
とまあ普通の人ならば、ちょっと文房具屋に行って買ってくるわけですが、
最近になって変に文房具にこだわりだした私のことですから、適当に買うはずがありません。
日経Associeの手帳特集の号と、エイムックのNOTE&DIARY Style Book Vol.3を読んでみたりと、
それはもう色々と研究と考察の繰り返しになっています(笑)
以下、ぐだぐだと考えたことです。
まずスケジュール管理は、今のままX02HTの予定表に任せるつもりです。
非常勤という立場上、会議に出たり学外の人と会ったりということがあまり無いので、
予定に関してはそこまで細かく考える必要が無いんです。
基本的には学校行事さえ押えておけば困らないので、スケジュール管理は綿密にする必要はなし。
それよりも授業の準備や成績処理など、〆切のあるToDoをどう管理・計画しこなすかが重要です。
現在のToDo管理はX02HTのtTakanaを用いたGTDをやめ、自作シート上の付箋を用いたGTDです。
これが実は、いまいちうまく出来ていません。
そこで手帳は付箋GTDを実現させるためのツールにしたいのです。
それからふと思いついたアイデアの管理がうまくいっていないので、
アイデアメモの管理にも手帳を使おうかなと思っています。
そんなこんなで色々考えた結果、週間スケジュールでToDoを管理しつつメモ欄でアイデアを管理できる、
「見開き1週間+ノート」のタイプの手帳がいいという判断になりました。
そこで手帳選びに入るわけですが……ちょうどいいものがなかなかありませんね。
1日の幅がハンズセレクトの50×15mmのマーキングメモ2つを貼れる幅になっていて欲しいのに、ほとんどの手帳はそんなに縦幅が無い。
1日2つ×7日の14枚を並べると15×14=210mmと、A5縦と全く同じ幅になってしまうので、
どう考えても付箋がうまく収まらないのです。
結局探した結果、Moleskineのスケジュール+ノートのラージサイズが良さそうという、
あんまり面白くない結果になりそうです。
祝日が分かりにくかったり、隅のミシン目が無かったりと色々不満はありますが、
土日を1行にまとめてしまっているおかげで、付箋がうまく収まるんです。
問題はソフトカバーは黒しかなく、ハードカバーは赤しか無いという偏ったラインナップ。
書きやすいのはハードカバーなんですが、この色を持つのはちょっとためらいます。うーん……
幸いにして2009年はまだ30日以上先のことですし、もう少し迷うことにします。