
X02HTは通常のオーディオジャックを搭載しておらず、
イヤホンを使いたい場合は付属しているイヤホンマイクを使うようになってます。
しかしこの付属のイヤホンのイヤーピース部がでかいこと……。全くもって耳に入りません。
前の702NKIIに付属していたイヤホンもやっぱり大きくて耳に入らなかったのですが、
やっぱりこれは欧米仕様ってことなのでしょうか(笑)
さて、付属のイヤホンが使えないとなると、とれる手段は2つ。
1つはX02HTのminiUSBポートに挿す3.5mmステレオジャックアダプタです。
ポケゲさんで売ってるやつですね。
これだと1000円で済むのですが、見た目があんまりスマートで無いしなにより面白くありません。
そこでせっかくBluetooth2.0に対応していることですし、A2DP対応のBluetoothアダプタを買うことにしました。
買ったのはソニーのBluetoothオーディオコントローラ、VGP-BRM1。
世に出ているBluetoothヘッドホン/イヤホンは色々あるのですが、
実はイヤホンを変えられないものが結構多いのです。
その点これだと3.5mmステレオジャック付きなので、好きなイヤホンを使えるわけです。
ヨドバシで9800円とそれなりの値段だったのですが、X02HTをスパボ一括で買ったので、
そのときに出来たポイントで買えてしまったんです。
ちなみにホワイトとブラックがあるのですが、X02HTの色に合わせてブラックにしました。
やっぱり揃えないとねぇ。
このデバイス、本来はVAIOの周辺機器なんですが、
Bluetooth 2.0 標準規格対応なのでX02HTでもごく普通に使うことができます。
ペアリングのしかたですが、VGP-BRM1側をまずペアリング待機状態にし、
それからX02HTのほうでBluetoothデバイスの検索をかけ、
最後に認証コードを入力すれば完了。簡単です。
一度ペアリングしておけば、次回からは勝手に繋がってくれます。
こういうBluetoothの使い勝手を体験したかったのも、これを買った理由だったりします。
で、肝心の音質の方ですが、最初はかなーりビミョウでした。
音飛びは滅多に起こらないしそれなりの音は出ているのですが、
シンバルなどの高音にビリビリとしたノイズが走るのです。
もとから音質には期待はしていなかったのですが、想像以下の出来でした。
耳触りで不愉快この上ないノイズです。
しかしここからがWindows Mobileスマートフォンの真骨頂。
レジストリの変更により音質を変えることができるのです。
詳しくはX01HT方式でいきましょう。 X01HTからBluetoothで音楽を飛ばす-A2DP-さんのとこの
記事に書いてあるのですが、A2DP関連のレジストリをいじることで音質を改善できました。
ついでにBitPool値もデフォルトの30から45に変更。
これくらいだとWMそのものをいじるくらいなら、そこまで重くなりません。
(とはいえA2DPは重たい処理なんで、多少は動作がゆっくりになります)
これで耳触りなノイズを消すことが出来ました。
それでも静かな曲の場合は「サーーーッ」というノイズが走りますが、
激しい曲を選べばまったく気にならないくらい。
ノイズよりもコードに煩わされることが無いのがいいですね。
AVRCPにも対応してるので、Windows Media Playerをリモコン操作できるのもいいですね。
唯一の問題はクリップが付いてないこと。
まあこれはケータイのクリップ付きストラップを付ければ対応できますが。
最初使ったときは窓から投げ捨てたくなりましたが、
レジストリをいじってからはしごく快適。いい買い物をしました。
BT320sは、Bluetooth 1.2 なのですが、パッケージに明確にA2DP/AVRCP/ヘッドセット/ハンズフリーにも対応してあると歌ってあるのでBluetooth2.0であるかどうかは問題ないと店員さんに調べてもらって購入したのですが、A2DPとしての接続が出来ないで困っております。
ペアリング時に提供サービスをチェックする画面がX02HTから出力されますが、このときにA2DPもしくはステレオ再生を意味する表示が何も出力されず、ヘッドセットしか選択できませんでした。多分、その結果だと思うのですが、通話は問題ないのですが、Bluetoothでのステレオ再生はできませんでした。不思議なことに本体スピーカから音が出ている状態でAVRCPでのリモートコントロールは出来ています。
RemmayaさんがVGP-BRM1で接続した時は、ペアリング時にA2DPもしくはそれを意味する表示がレジストリーなどをいじらずとも普通に表示されたのでしょうか?
ヤマダ電機さんは良心的にもJabraに問い合わせをしてくれたのですが、Jabraの回答は、「Bluetooth 1.2 と2.0の差は問題ない。A2DPに対応しているかどうかで適合機種かどうかを見るのが正しい。ただし、X02HT は特殊なA2DPなのでJabra社の機種は全て対応保証のない状況。」とのことでした。特殊なA2DPなどと言われても困ります。これでは何のための規格か分かりません。
Softbank の157 で照会しましたが、こちらは自社純正品のステレオBluetoothヘッドセット ZTBAC1 についてのみのしか回答できず、ヘッドセットもA2DPも利用可能というだけのことでした。ただし、ZTBAC1を利用して通話する場合は、音声はイヤフォンから聞こえるがマイクはX02HT本体のマイクから通話する仕様となっている。つまり、ZTBAC1にはマイク機能はないので注意して欲しいと言われました。これは、A2DP対応を正式に歌っているのに、嘘はないものの、ひどい話だと思います。知らずに購入すれば騙されたと感じると思います。
ヤマダ電機さんは更に精力的に、X02HTを動作確認できている機種がないかどうか探してくれていますが、まだX02HTについて確認済みと記載されたものが見つかっていないようです。X01HT対応なら、モバイルキャストのMPX2200RやMPX3000が対応しているようですが、02ではどうかは未確認です。
困りました。
VGP-BRM1以外にBluetoothデバイスを持っていないので、
VGP-BRM1とペアリングする以前にBluetoothの設定やレジストリはいじっていないと思います。
ペアリング時に私のほうで表示されたサービスはこんな感じです。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/69/858e82c60dd5f719e7942d69c1b8c272.jpg
「ワイヤレス ステレオ」と「ハンズフリー」です。
ヤマダ電機さんが返金に応じてくれたのは彼らが販売している製品でX02HTとのA2DPでの接続を保証できる製品が現時点で見つからなかったからなのですが、私としては接続が確認できる製品が現れるまで購入を見合わせることにしました。
暇を見てはいろいろな電気店を探して見ることとして、取りあえず、次のチャレンジに移りました。付属のイヤホンマイクはイヤホン部分がやけに大きくて耳のおさまりが悪く、しかも音もよろしくありませんので放っておいたのですが、使わないならとイヤホン部分に秋葉原のマルツパーツで3.5ミリの接続用ジャックの部品を購入してきて、イヤホンを自分の好きなものに自由に交換できるように工作することにしました。
http://www.marutsu.co.jp/user/ichiran.php?SHO=041302
自分のお気に入りのカナル型イヤホンのコードが長いのが困りものですが、良いイヤホンを接続すると付属品のイヤホンマイクもとても良い音に変身してくれました。これはミニUSBの部分が小さいので割と見映えは良いですよ。
有線での工作は満足できる結果がありましたが、やはり、BluetoothでA2DP接続できないのは残念で仕方なかったのですが、本日、秋葉原のヨドバシカメラさんが実機で接続テストをしてくれました。
おかげで私もremmayaさんと同じ画面をX02HT上で確認できましたのでそれを購入してきました。
BLUENEXT Bluetooth ワイヤレスオーディオレシーバ AirClip BT81
これが接続を確認できたものです。何も一切いじらず、普通に接続できました。とても小さくて良いのですが、バッテリーが小さいようで連続通話、再生は4時間と短めなので、有線と組み合わせてしばらく使い込んでみたいと思います。
なんともモヤモヤの残る結果になっちゃいましたね。
A2DPは電池のもちと処理の重さに不満があって、結局私はVGP-BRM1を使わなくなってます^^;
WMPでAVRCPが効くのは便利なんですけどねぇ。
今は有線で使ってますが、リモコン操作ができないのがイヤで、
あっちを立てればこっちが立たず状態です。。