
家具でも家でもなんでも、春夏秋冬を一回りしないとその使い勝手は見えてこないもの。
勢い余ってアーロンチェアを買ってから、なんだかんだで1年経ちました。
そこで1年間使った感想を書いてみたいと思います。
いいところ
状況に柔軟に対応
普段はリクライニングしないようにロックをかけて使いますが、仕事の合間に休憩するときは軽めのリクライニングでロックしてリラックスできますし、仕事に疲れて帰宅したときはロックを完全に外して深くもたれることも出来ます。さらに仕事に集中したいときには前傾姿勢にできる。ひとつのチェアで様々な状況に対応できるのがアーロンチェアのいいところです。
長時間座っても平気
座面がクッションではなくメッシュなので蒸れず、長時間座っていても快適です。また、体の動きに常に反応して形を変えてくれるもいいところ。骨盤を支えてくれるボスチャーフィットもあるので座っていても骨盤は立った状態と同じに保てます。
なんて書いてますが、今のところ一番役に立ったのは徹夜で採点をしたときですね_| ̄|○
確かにあのときは寝不足のせいで頭の方はフラフラしてましたが、体は痛くならなかったです。さすがアーロンチェア……
いまいちなところ
寒い
座面がメッシュ製というのは蒸れなくていいのですが、通気性がいいので冬場はスースーして寒いです。しかたがないので冬場は百円ショップのフリース膝かけを敷いて座っています。見栄え悪いですがしかたがないです……ヘッドレストが無い
様々な状況に対応できるアーロンチェアが唯一苦手なのが「仮眠」というシチュエーションです。背もたれが肩の高さまでしか無い上にヘッドレストが無いので、目一杯リクライニングしたときに頭を置く場所が無いんです。残念ながらこのチェアで仮眠をとることは難しいです。同じようなチェアでヘッドレストが付いたものが欲しければ、オカムラのcontessaという選択肢もいいかもしれません。私はあの質感は好みじゃないですけどね。
買う前からお気に入りだったのですが、使ってみないと分からないところもやっぱりありました。しかしそれでも買ってよかったなと思ってますよ。あと15年は使う予定です。そうじゃないと元とれないですし(´~`;)
そうそう、雑誌の広告を見ているとたまにアーロンチェアで埋め尽くされた会議室があるんですが、
あれってはっきり言ってダメな会議室ですよね。見栄えはいいですけど、
長時間座ることを目的として作られた椅子を置いた会議室ってことは、
会議が長引く会社ってことですよね(笑)