
というわけでパイロットの色彩雫の「冬将軍」を買いました。
実は万年筆に興味を持ち始めたのは、このインキの色合いに惹かれたからだったりします。
丸の内丸善にパイロットの手帳ORDINALを買いに行ったときに試し書きをして気に入り、
ついに今日落ちてしまったというわけです_| ̄|○

インキはこんな形の厚底のビンに入っています。
このビンを含めて商品だ、というパイロットの意気込みが感じられます。
さっそくプラチナのコンバーターをプレピーに付けて、試し書きを行いました。

プラチナのコンバーターは回転式で、右の黒い部分を回すと
中のピストンが動いてインキを吸い上げてくれます。
ちなみに1つ500円。
200円の万年筆に500円のコンバーターというナンセンス(笑)
ニーモシネに書いてみると……あれ、予想以上に色が薄い……。
しかしそのまま放っておいたら徐々に黒くなってきました。
これならそれなりに常用できそうです。
きっと万年筆のインクは、書いてからの色の変化を楽しむものなんでしょうねぇ。
それから、パイロットのブルーブラックも買いました。
こちらは今日買ったパイロットのプレラにパイロットのコンバーターを付けて使うつもり……
……なんですが、そのプレラについてはちとワケアリなので、別記事に書きます。

パイロットのコンバーター(CON-20)は板バネ式です。
右の窓の部分を押し込むと、中のチューブの復元により吸引されます。
冬将軍とブルーブラックを並べてみる。

さらにエルバンのオペラ・レッドとエンパイア・グリーンの6ピース入りも買っちゃいました。
これはこないだ買ったアダプターを付けたプレピーで使うつもり。
アダプターを1つしか買っていなかったので、新宿西口の世界堂のカウンターで聞いたところ
コンバーターしか置いていないとのこと。これは100円のために、また丸の内丸善に行けと……
しかたがないのでまずはオペラ・レッドを使い始めました。

舶来物らしく、ブリキの缶に入って売られています。

このインク、臙脂とまではいかないけど渋い赤をしています。
枯れた色合いがすてきです。こういう落ち着いた色は好きですね。
同じく渋めの色合いをしたエンパイア・グリーンも、きっと気に入るはず。
うーん、どう考えても万年筆地獄に足を踏み入れている気がします(;´~`)