CMOSが大きくなった！ Nikon Coolpix P330発表

旅行や登山の際には去年春に購入したCoolpix P310を持って行きます。
F1.8の明るいレンズを搭載しているので、暗い場所でもよく撮れるので便利です。
そのP310の後継機が先日発表されました。

ニコン、1/1.7型CMOSセンサーになった「COOLPIX P330」

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130305_590400.html

デザインはほとんど変わらないままですが、中身は大きく進化しています。

まず映像素子であるCMOSセンサーが、1/2.3型から1/1.7型に大きくなったこと。
そしてCMOSが大きくなった上に、画素数が1605万画素から1219万画素に減少したこと。
P300/P310の不満点であったCMOSサイズがようやく大きくなりました。
しかも画素数が減っているので、相乗効果でノイズの乗りにくいカメラに仕上がっているはずです。

それから望遠側も100mm相当から120mm相当にアップ。
P310を使っていると確かにズームが足りないことがままあります。
4.2倍から5.0倍なので大きな変化ではありませんが、ズームが強化されるに越したことはないですね。

さらにGPSも内蔵されたし、シャッター速度も最長8秒から60秒に大きく伸びています。
これは正統進化にはとどまらない、大型進化と言えるでしょう。
型番がP310からP320を飛ばしてP330になっただけありますね。



個人的には「低速シャッター時の連写ができるのか」が気になります。
明るいレンズに手ブレ補正機構があるとはいえ、1/10秒などになるとどうしてもブレやすいもの。
特にブレやすいのがシャッターボタンを押すときです。
その対策として低速シャッターではボタンを押しっぱなしにして連写することで、
いくつも撮った中からブレていない写真を選び取るという手法を使います。
が、P310の連写は1/30秒より遅くできないのです。
これはP310を使っていて不便に感じるところですから、P330ではぜひ改善されていて欲しいところ。



去年春にP310を買ったけど、ちょっとP330がほしくなってきたなぁ……