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rx1950レビューその4 インストールエラーについて

2006-03-03 00:48:35 | iPaq rx1950


発売から3ヶ月経ってしまい、もはや意味があるのかわからないrx1950レビュー。
今回はWindows Mobile 5.0における、インストールエラー問題についてです。

 Windows Mobile 5.0からCABファイルの仕様が変更されたそうです。
どこがどうなったかはよく分かりませんが、その影響で
インストール先が日本語で設定されているソフトのインストールができなくなっています。
PocketPC 2002/2003/2003SEに対応しているソフト、
「ぷよぷよフィーバー」のインストールを例にとってみましょう。


まずはPocketPC本体上でソフトをインストールする方法ですが、
ファイラからインストールしたいCABファイルのあるフォルダにアクセスし、
CABファイルを実行します。あ、標準のファイラーでも全く同様の操作ですが、
あれは低機能で使いにくいので、私はGS Finder+を使ってます。



すると該当のソフトのインストール先を、本体メモリとメモリカードの
どちらにするか聞いてきます。今まではPocketPC上でインストールする場合は
問答無用で本体メモリにインストールされたので、ここは進化したところです。



しかしよく見ると、この段階ですでにプログラム名の日本語が文字化けしています。
文字化けは無視して、ぷよぷよフィーバーは25MBの容量が必要なので
Storage Card上(SDカード)にインストールしてみましょう。

   


するとあら不思議、インストールに失敗してしまいます。




どうもインストール先が日本語なのがまずいようです。
そこでCABファイルの展開先を自由に選べる「CabInstl」という
フリーソフトを使って半角英数字のフォルダを選択し、再びインストールをしてみます

 

 




ところが、何度試してみてもやっぱりインストールできませんでした。

結局、日本語名のフォルダにインストールするように設定されたCABファイルや、
exeファイルが日本語名となっているCABファイルの場合は、
WM5.0にはインストールできないみたいです。

打開策は
1.CABファイルを直接書き換え、CABファイルが作るフォルダや
  プログラム名を半角英数字にする。
2.旧OSのPocketPCに一旦インストールし、
  インストールされたファイルをWM5.0機に移動する。
の二つくらいでしょうか。
1についてはCABファイルについての知識が無いので、
詳しい方法についてはよく分かりません。
Sigmaron3のOSバージョンチェック回避みたいに、
バイナリエディタでいけるんですかねぇ?
また2の方法は上で扱っているぷよぷよフィーバーでやってみましたが、
PocketPC2002を積んだe550GXにインストールしたファイルを
rx1950に移動させたらちゃんと動きました。
レジストリの書き換えなど面倒な点もありますが、
現時点でもっとも現実的なのは2の方法でしょうね。
もちろんこの方法を使えるのは、PocketPCを2台持っている人か、
PocketPCを持った友人がいる人に限りますけど。
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