少し前のことですが、Windows Phone 7 SeriesのCMがネットにアップされました。
ニュース/2010.03.22 Windows Phone 7 Series CM がネットに登場 - Windowsケータイ |
とにかく「ソーシャル」な部分を全面に押し出しているCMで、
「Windows Phone 7 Seriesはユーザーの生活をより良きものとするためのパートナーとある」
というイメージを受けます。
そしてモバイル機器をソーシャルなものと考えず、エクソコーテックスととらえる私にとっては、
Windows Phone 7 Seriesはあまり欲しいと思えないんですよね。
もちろんWindows Phone 7 Seriesのコンセプトも理解していますし、面白いと思うのですけれど。
結局のところマイクロソフトが目指すのは、
Engadget JapaneseWindows Phone 7シリーズは 30代"リア充"男女向けにあるように、
従来のWindows Mobileは、法人向けの事情などからレガシーを半端に引きずったこともあり、結果的に 「一般人には敷居が高いけれど "スキル"さえあれば魅力的」 「アプリ追加や設定だけでなくレジストリ書き換え、DLL置き換えまでカスタマイズが楽しめる」 など、特にメーカーが望んだ わけではない点を評価する固定ユーザーが多い事情がありました。 マイクロソフトとしてはそうしたいわゆるホビーユーザー的な層は優先ではなく(というより むしろ敬して遠ざけつつ)、 生活密着かつ先進的な製品として多数派を狙う構えです。 |
というところなのでしょう。
そしてそれは、スマートフォン市場を奪回するためには必要な施策だと思います。
少数のガジェットマニアのご機嫌をとるよりも、多数の一般人に気に入ってもらう方が正解ですから。
こうなるとWindows Phone 7 Seriesには手を出さずに終わりそうな気がします。
それよりも私は、以前このBLOGで紹介したことのある
マイクロソフトの2画面タブレット「Courier」のほうが欲しいです。
B6サイズのディスプレイを2枚備え、スケジュールや連絡帳、ToDo、ネット、
デジタルメモ、スクラップブックなどの機能の間でデジタルデータをやりとり出来るので、
最初からいわゆる「アイデアノート」として使うために作られています。
日本での発売はおろか、米国での発売も未定、そもそも試作機も無いような状況ですが、
私はCourieに期待したいと思います。
X02Tを機種変更する頃に、カタチになっているといいなぁ。