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P70XNとLバッテリー

2008-01-27 23:45:06 | PC


LOOX P70XNLを買ったとき、標準バッテリーに加えてLバッテリーも購入しました。
荷物が多いときや、短時間しか使わないと事前に分かっているときは標準バッテリー、
Power Pointを使った授業をやるときや、長時間喫茶店にこもるときはLバッテリーというふうに、
買った当初はその日の用途によって、使い分ける予定でした。
ところが実際に使ってみると、毎日Lバッテリーばかり使っています。

理由はいくつかあります。
まず第一に、駆動時間が長いこと。
電池容量が2倍なので当たり前といえばそうなのですけど、やはり長いほうが安心です。
バックライトを8段階中4か5段階目にして使った場合の駆動時間は、
標準バッテリーでは実働3.5時間程度、Lバッテリーでは実働7時間程度。
仕事のある日はいつも職場で2時間ほどプリント作成に使うので、職場を出てから
喫茶店で仕事をしようとすると標準バッテリーでは少し心もとなくなってしまいます。
授業でPower Pointを使う場合はもう、標準バッテリーでは明らかに足りないのでLバッテリー装備で持って行きます。
結局仕事のある日は常にLバッテリー装備で使っているわけです。

ならば「休日に短時間しか使わないときなら標準バッテリーじゃないの?」と思うかもしれません。
もちろん標準バッテリー装備のほうが軽いです。P70XNの重量は標準バッテリー込みで993g、
Lバッテリー込みで1160gですから、持ち歩くには標準バッテリーのほうが軽くていいんですが、
しかし実際は休日でもLバッテリー装備で持ち出すことがほとんどです。

実はLバッテリーをつけた状態のほうが、タイピングしやすいのです。
Lバッテリーは本体につけると、2cmほどはみ出します。
見た目はあまりよろしくないのですけど、タイピングするときにちょうど手首が乗るので、
パームレストとしての役割をしてくれるのです。
おかげで使用時間が短い日でも、やっぱりLバッテリーをつけて持ち歩いてしまうわけなのです。
とはいえ見た目はやっぱりよろしくないので気になりますけどね。
どうせはみ出してしまうなら、もう少し幅を長くして本体と揃えて欲しかったです。




こちらが標準バッテリーを装着した状態。




そしてこっちがLバッテリーを装着した状態。
見た目は正直言って不恰好だが、この出っ張りがちょうどパームレストになる。


ちなみにSigmarion3を見てみると、筐体が小さすぎてパームレストなんてまったくありません。
それでも本体が非常に薄いのでキートップが机から高くならず、手首の角度もきつくならず打ちやすかったです。
今思うと、そんなところもSig3を愛用していた理由だったのかもしれません。



というわけで私はLバッテリーばかり使っているわけです。
バックライトが8段階中4段目の明るさで、電池残量が30%しかなくても3時間も駆動してくれます。
これぐらい持ってくれればモバイルPCとしては合格点。そして一度WindowsノートPCに慣れてしまうと、
機能面でどうしても足りないところがあるHandheld PCには戻れなくなりますねぇ。
最近はもう、まったくSigmarion3を触っていません。
購入から3年が経ちましたが、そろそろSig3も隠居する頃合かもしれません。
さみしい気もしますが、ようやくモバイルPCのサイズと性能が日常で使えるものになったという証でしょうか。

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