
もひとつ理科実験のネタを。
ある種の金属イオンを含んだ水溶液をガスバーナーにかざすと、炎に色が付く。
これを炎色反応というのだけど、これってたいていは白金線に水溶液を付けて行うもの。
しかし白金線でやると色が見られる時間は短いし、見た目も地味である。
それをもっと見やすく派手にするために、ろうそくに水溶液を混ぜ込んでみた。
TOPの画像はホウ酸入りのろうそくの炎。
ホウ酸は緑色の炎になるのだけど、ガスバーナーでやる場合は
なかなかキレイに出ないものである。
しかしろうそくでやればこの通り、緑の炎となる。
この色はなかなか衝撃的。

これはカルシウムの炎色反応。
鮮やかなオレンジ色の炎になる。

カリウムみょうばんを混ぜたろうそくの炎。
ピンクっぽい炎が上がる。
カリウムの炎色反応はよくナトリウムに邪魔されて見にくいのだけど、
(手の汗が付くとカンタンにナトリウムの黄色い炎が出てしまうから)
ろうそくを使えば簡単に色を見ることが出来る。

左がホウ酸で右がカリウムみょうばん。
なんだかオーロラみたいだ。

3ついっぺんに写してみた。
が、ブレてしまった。