
おまたせしました。X02HT内覧会で触った、X02HTのレビューです。
書きあがったものから少しずつ追加していく予定です。
1.片手より両手持ち向きのサイズ
本体サイズは63×114 ×13.9mm。71×114.0×13.5mmのiPaq rx1950の横幅をややせばめた大きさです。実際に並べて見てもほとんど差はありません。
本体サイズはほぼ同じ、液晶はX02HTがrx1950の半分くらい。
薄さはほとんど変わらず。つまりは薄いってことです。
63mmとケータイにしては若干幅が広く、そして13.9mmと薄いので片手で持ったときのホールド感はそこそこです。側面の角はしっかり丸くしてあり持ちにくいとまでは思いませんが、やはり落下を防止し安心して使うためにストラップが欲しいと感じました。
ただしこれが両手で持った場合ですが、実にしっくりくるんです。片手ではギリギリ持てる大きさだった横幅ですが、両手で持ってちょうどいいサイズになっているので、しっかり安定した状態でキーボードを押せます。どうやら両手で使うのが一番みたいです。
裏面の角はしっかり丸めてある。
実際に買った際のしまう場所ですが、これもrx1950とほぼ同じ薄さをしていて薄べったいので、どこにでも入るだろうと思います。おじぎしたときの落下事故を考えなければ、胸ポケットがベストポジションでしょうか。次点はズボンの後ろポケット。ただし壊れそうではありますけど。
そして重さですがやはり120gは軽いですね。この軽さでいろいろ遊べるので、持った瞬間からワクワク感が湧いてきます。重量バランスは特に気になるところはありませんでした。
702NKIIと比べると明らかに幅が広い。
2.4インチQVGA液晶は意外とキレイ、でも狭い
実機を見た瞬間に思うのですが、液晶が意外と見やすく、意外とキレイです。PocketPCでQVGAというとシャギーが目立つのですが、それは私が3.5とか3.8とか4.0インチのQVGA液晶をいままで見てきたからでしょう。冷静に考えてみれば2.4インチQVGA液晶というのは現在のミドルクラスケータイの液晶と同じですから、決して汚くはないんですね。
とはいえQVGAという解像度ゆえ、IE MobileでPCサイトを見たりするとやはり狭いです。このあたりは割り切って使うしかないでしょうね。『最強のメッセージング端末』という売り込みの通り、メールとメッセンジャーを主体で使うにはいいでしょう。私個人としては702NKIIの置き換えとしては十分「アリ」な解像度でしたが。
X02HTのホーム画面。ケータイで言うところの待ち受け画面なのだけど、
ケータイとはかけ離れた待ち受け表示である。
PocketPCのTodayともまた違った雰囲気で、
PocketPC暦6年の私でもなんとなく違和感を感じた。