いつの間にやら旅行BLOGになりつつあります。
今回も旅の話題です。
実は黒部ダムツアーの1週間後、研修旅行(地学)で乗鞍岳に行ったんです。
これが2005年の夏以来と、実に6年ぶりの乗鞍でして、
これをトリガーとして山の良さを再確認してしまい、ハイキングに出かけたくなってしまったのです。
東京近郊で簡単に登れる初心者向けのハイキングコースは無いものかと探してみたところ、
飯能駅から少し歩いたところにある天覧山を発見したので、本日歩いてきました。
西武池袋線飯能駅へは、池袋から急行で50分ほど。
天覧山への登山口は、駅から15分ほど歩いたところから始まります。
最初の数分は舗装された坂道を歩くだけで、すぐに「天覧山中段」という広場に出ます。
連休のさなかということもあって、広場は数十人の人だかりでごった返していました。
人ごみをスルーしまして、一気に山頂を目指します。
広場より先は舗装されていないものの、登山道としての整備はされています。
途中には岩場が少々あったものの、登山口から20分もかからないうちに天覧山山頂に到着です。

地図だと197mなんですけど、看板は195mですね。
登山口自体が標高100m近くにあるので、
実際に上るのは100m程度のお手軽登山です。
ここまでなら。

たかだか100mほど登っただけなんですが、見晴らしはなかなか良好ですよ。
飯能や入間の街が見渡せます。
天気がよければ富士山も望めるんだとか。
で、ここからが本番です。
天覧山の隣にある標高271mの多峰主(とうのす)山という山を目指します。
ガイドブックによれば天覧山山頂から少し下ったのち、山腹を歩きながら多峰主山に向えるはず、
だったんですが見事に道を間違えて、いったん山を完全に降りてしまいました('A`)
しかたがないのでもう一度登りなおし、ちょっとタイムロスをしながらも無事に多峰主山山頂に到達です。

多峰主山頂へと向かう見返り坂。
勾配はそこまでではないものの、ダラダラと長く続くので疲れます。

山頂直前の石段が結構キツい!
山頂にはベンチがあって、20~30人くらいは座れます。
お昼を食べるにはもってこいですね。

多峰主山頂からの展望。
天覧山の山頂からよりもずっと眺めがいいです。
天覧山だと「おぉ」って感じが、多峰主山だと「おおっ!」って具合です。
(わかりにくっ)
山頂からは下るのみ。御嶽八幡神社を経由して、吾妻峡を渡るコースを行く予定……
……でしたが、台風の影響がまだ残っていたのかドレミファ橋が半分水没した状態だったので、
大事をとって県道70号を歩くコースにしてしまいました。

途中に咲いていたコスモスたち。
最後は飯能河原を通過して、15時ごろに駅まで戻ってきました。
11時ごろに飯能駅を出発したので、昼食の時間を除けば約3時間半のハイキングでした。

今回ノハイキングはそこまで大掛かりなものではなかったにしろ、足りないものが色々見えてきました。
ひとまず、ジーパンはアウトだということ。
伸びなくて動きづらいわ、汗を吸って冷たく重くなるわ、蒸れるわでしんどいです。
標高差が200m程度だとしても、ちゃんとトレッキングパンツを履くのが賢明ですねぇ。
それから今回はミドルレイヤーはちゃんとトレッキング用のものを着ていったものの、
インナーはユニクロの吸汗速乾の半袖Tシャツで済ませてしまいました。
これでもボディは快適だったんですけど、腕の汗が鬱陶しかったんですよね。
なのでインナーも吸汗発散性に優れた、トレッキング用のものにしようと思います。
シューズに関してはNew BalanceのMO703GHを履いていきました。
これは大正解。
クッションの効いたソールとミドルカットが快適でした。
それでいてひとつ415gとハイキングシューズとしてはかなり軽いので、歩くのが楽です。
大したハイキングじゃないと思っても、シューズはしっかり選ぶべきですね。
あとはカメラかなぁ。
あいかわらず相棒はNikon Coolpix P5000なんですけど、
重いのと分厚いのとで、山道を歩きながら扱うには向きませんでした。
センサーサイズUP&ISO低感度追加した、Coolpix P300の後継機が出たら買い換えたいところです。
もしくは29日のソフトバンクの新機種発表会でWindows Phone 7.5端末が発表されれば、
それをカメラがわりに使うというのもアリかもしれません。
という感じでイロイロと反省事項が出てきたので、それを踏まえて次回のハイキングを計画したいと思います。
次は10月下旬~11月上旬あたりと、紅葉シーズンになりそうですよ。
さてさて、どこに行こうかしら。