
最近よく使っているツールがある。
といってもデジタルガジェットではなく、アナログな付箋だったりする。
夏休みの間に過去の日経ビジネスAssocieを読み返していたら
付箋・カード活用法の特集があって、それを元に自分に合っていそうな使い方を始めたのだ。
この付箋をどう使う使うかなのだけど、このところやっているのが
雑誌を読んでいて気になったところに2.5×7.5cmの付箋を貼るという作業。
そんなのここで記事にするほどのことじゃ無いだろって思うだろうが、
この付箋の先端に見出しを書き、余った部分には内容の要旨を書くようにしている。
こうやっておけば後々読み返すときに、時間が無くても内容をすぐ読める。
それに狭い付箋に書くにはできるだけ要約しなければいけないから、
内容を読んだ上に頭の中で考え、整理しないといけない。
すると「ちゃんと読み、考える」という作業を無意識に実践することができるのだ。
文字を書く際には「文字の形を思い浮かべる」というひと手間が加わるので、
キーボードで文章を入力するよりも頭を働かせることができるのもポイントである。
ただ、付箋の問題点として
「気が付いたら無くなっていて、使いたいときに手元に無い」 |
ということがある。どこにでも手軽に持ち運べるせいか、どこかにいってしまうのだ。
そこで2.5×7.5cm、5.0×7.5cm、1.0×5.0cm、10×6.9cmといった
様々なサイズのものをまとめてひとつのポシェットに入れておくようにした。

ついでに手帳用のミニサイズのボールペンも入れておく。
これでこのポシェット1つ持っていけば、作業をより効率的に行うことができる。
見た目がかわいいのはまあ、ご愛嬌^^;
ちなみに中身を広げると実はかなりの量の付箋が入っていたり。

左上がフィルムタイプのポストイットフラッグ。
左中央は定番のポストイット1.0×5.0cm。見出しやメモと用途は広い。
右上は5.0×7.5cmのもの。主にメモと、クリアケースの見出し用に使っている。
下の4つは2.5×7.5cmのもの。雑誌のメモに使っているのがこれ。
それから職場で常に携帯しているのがポストイット スタイル ミニノート罫線入り。
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付箋としてどこかに貼り付けておくのもいい。
右の写真のようにカバー裏に1.0×5.0cmのものを貼り付けておけば、
とっさのときに困ることが無い。
いろいろ書いていると特別なことをやっているように聞こえるけど、
よく考えて見れば付箋なんてものはありふれた、結構当たり前のツールだったりする。
まったくもって普段から何気なく使っているツールだろう。
私自身も「そういやなんでこんなことを今までやってなかったんだろう」と軽く落ちこんだりもした。
でも一生気付かないままでいたよりは気付いてよかった、という考えに切り換えた(笑)。
それに、デジタルガジェットばかり使っていると「考える」という当たり前のことを
あまりしなくなったりする。そういう意味で付箋の使用はまさに温古知新。
デジタル・アナログと分け隔てなく使えるものを使うのが一番なのである。