まとめ
どうやら直前にブース規模を倍にして欲しいとの要求をしたらしく、私の予想を遥かに上回る規模だったサムソンブース。最後にまとめをします。
まず気になる日本での発売についてですが、Omniaは年内発売を目標と考えているようです。以前の報道では「ワンセグ搭載、液晶高精細化した上で日本でも投入」ということでしたから、マルチメディア用Windows Mobileとしたらかなりハイスペックなものとなるんじゃないでしょうか。
一方ビジネス向けのi780はというと、今のところ日本で発売する予定は無いとのことでした。
去年のiPhone発売および今年の日本でのiPhone発売を経て、世界でも日本でもWindows MobileスマートフォンはタッチUIに特化したキーボードレスのモデルばかりが発表・発売されています。そういう状況においてBlackberrryタイプのi780は稀なデバイスで、特にWM Pro搭載でこの形状というのはなかなか存在しません。
もちろん世界に目を向けるとPalmのTreo850WやHPのiPAQ 910cなどもありますけど、どちらも日本で発売される可能性はかなり低いです(Palmは日本法人をすでに撤退していますし、HPはキャリアブランドとして発売することなどまず無いでしょう)。日本市場に精力的にデバイスを供給しているHTCもOEMの関係でPalmとHPとの間で「前面フルキーのタッチUI WM機を出さない」ような約束をしているらしく、Blackberryタイプの端末はX02HTのようなタッチパネル無しのものに限るようです。
この状況なので、サムソンには是非とも日本にBlackberryタイプのWM Professionalデバイスをもたらして欲しいもの。マルチメディア特化のOmniaとビジネス特化のi780の両方を投入して欲しいな、なんて思います。
あ、ただしi780を投入する場合は光学パッドではなく、普通の5wayキーにしてください(笑)
おまけ
サムソンブースでもらったおみやげ。![]() | ![]() |
Samsungの紙を抜いて、職場で使いたいと思います。