今回はディスプレー編の続きです。前回の記事ではディスプレーの高精細さゆえ、システムフォントが小さくて困ると言ったことを示しました。が、それに関してはユーザーがそれなりにカスタマイズできるので、自分が使いやすいように出来るのでどうにかなります。
では、ディスプレーの高精細さゆえの問題で、ユーザーが手を加えられない部分とは何か。それはタスクバーやスクロールバー、ボタンなどの大きさです。 たとえば画面上部右にある「閉じる」などは3mm×3mmと、かなり小さいものとなっています。また、Pocket Wordの代わりに入っているワードパッドのボタンも同様に3mm×3mmと小さいのです。
一般的なPocketPCのディスプレーは3.5~4.0インチで画面解像度が320×240というものなのですが、それくらいのサイズだとボタンやアイコンを指で押して操作することが出来ます。私もe550GXを使っているとき、スタイラス(タッチペン)を取り出すのが面倒な場合よく画面を指でタップして使っています。しかしSigmarion3ではボタン類のサイズが小さいのでそれが難しいです。ならばスタイラスで入力すればいいじゃないかということになるんですだが、そうやったところで部品が小さいという事実は変わらないため、やっぱり押しにくいのです。
とまあこのように、前回書いたシステムフォントなどはまだある程度カスタマイズすることで使いやすくすることができますが、タスクバーやボタンの大きさなどは変更できないか、あるいは変更できてもほとんど変化が無いのです。それゆえSigmarion3の操作はキーボードが主体にならざるを得ません。私はアプリケーションの終了はwinclose(リンク)というフリーソフトを使うことで、アプリの切り替えはH/PC Plus!内のTaskSwitxherを使うことで行っています。その他の操作に関しても、ショートカットキーを駆使して使いこなしています。幸いにして私はPCをキーボードで扱うことには慣れているので(というかむしろキーボードばかり使ってますね)、操作のほとんどをキーボードでやれるので画面をタップせずに使えているのですが、日頃からマウスしか使っていないという人にとっては少し使いづらいものかもしれません。

タスクトレイのアイコンとRemの人差し指。
タスクバーの太さはなんと驚異の3mm!!
タスクトレイのアイコンは、指では押せません……
それから、画面の写り込みがちょっと気になります。フロントライトの輝度を最小にすると、自分の顔が見えてしまいますし、蛍光灯の光などはしっかりと反射してしまって見にくいです。また、液晶の色味としては少々青に偏っているように思います。真っ白なところもなんとなく青みがかって見えますし、マゼンダ(#ff0000)なども青みがかって見えるので紫っぽく見えます。写真や動画などを閲覧する際は気を付けた方がいいかもしれないです。
ディスプレーについてまとめると、やはりこの高精細液晶はきれいで素晴らしいです。これを見るとe550GXのQVGA反射型TFT液晶がとてもショボいものに見えます。しかし、一方でその高精細さが仇となり、使い勝手が悪くなっている部分もあります。フォントが小さくて目が疲れる、UIサイズが小さくて困る、などといったことです。しかしそれなりの手段で、使えるものにすることは可能です。
最後に。私としてはもしもこの筐体サイズで液晶が5インチではなく6インチで800×480の解像度であれば、もっと使いやすいものとなっていたと言えます。しかし、それは多くを望みすぎでしょう。画像サイズと筐体サイズは比例するもので、どちらかをとったらもう一方は割り切るしかないのですから。
では、ディスプレーの高精細さゆえの問題で、ユーザーが手を加えられない部分とは何か。それはタスクバーやスクロールバー、ボタンなどの大きさです。 たとえば画面上部右にある「閉じる」などは3mm×3mmと、かなり小さいものとなっています。また、Pocket Wordの代わりに入っているワードパッドのボタンも同様に3mm×3mmと小さいのです。
一般的なPocketPCのディスプレーは3.5~4.0インチで画面解像度が320×240というものなのですが、それくらいのサイズだとボタンやアイコンを指で押して操作することが出来ます。私もe550GXを使っているとき、スタイラス(タッチペン)を取り出すのが面倒な場合よく画面を指でタップして使っています。しかしSigmarion3ではボタン類のサイズが小さいのでそれが難しいです。ならばスタイラスで入力すればいいじゃないかということになるんですだが、そうやったところで部品が小さいという事実は変わらないため、やっぱり押しにくいのです。
とまあこのように、前回書いたシステムフォントなどはまだある程度カスタマイズすることで使いやすくすることができますが、タスクバーやボタンの大きさなどは変更できないか、あるいは変更できてもほとんど変化が無いのです。それゆえSigmarion3の操作はキーボードが主体にならざるを得ません。私はアプリケーションの終了はwinclose(リンク)というフリーソフトを使うことで、アプリの切り替えはH/PC Plus!内のTaskSwitxherを使うことで行っています。その他の操作に関しても、ショートカットキーを駆使して使いこなしています。幸いにして私はPCをキーボードで扱うことには慣れているので(というかむしろキーボードばかり使ってますね)、操作のほとんどをキーボードでやれるので画面をタップせずに使えているのですが、日頃からマウスしか使っていないという人にとっては少し使いづらいものかもしれません。

タスクトレイのアイコンとRemの人差し指。
タスクバーの太さはなんと驚異の3mm!!
タスクトレイのアイコンは、指では押せません……
それから、画面の写り込みがちょっと気になります。フロントライトの輝度を最小にすると、自分の顔が見えてしまいますし、蛍光灯の光などはしっかりと反射してしまって見にくいです。また、液晶の色味としては少々青に偏っているように思います。真っ白なところもなんとなく青みがかって見えますし、マゼンダ(#ff0000)なども青みがかって見えるので紫っぽく見えます。写真や動画などを閲覧する際は気を付けた方がいいかもしれないです。
ディスプレーについてまとめると、やはりこの高精細液晶はきれいで素晴らしいです。これを見るとe550GXのQVGA反射型TFT液晶がとてもショボいものに見えます。しかし、一方でその高精細さが仇となり、使い勝手が悪くなっている部分もあります。フォントが小さくて目が疲れる、UIサイズが小さくて困る、などといったことです。しかしそれなりの手段で、使えるものにすることは可能です。
最後に。私としてはもしもこの筐体サイズで液晶が5インチではなく6インチで800×480の解像度であれば、もっと使いやすいものとなっていたと言えます。しかし、それは多くを望みすぎでしょう。画像サイズと筐体サイズは比例するもので、どちらかをとったらもう一方は割り切るしかないのですから。
指との比較写真、Good jobですー。
あと、反射の件で思ったのですが、シグ3でも映りこみは気になるんですね。
私はE-2000にOverray Bliriantを張ってみて映りこみが激しくて見難くなった経験上、PDAの液晶保護シートは低反射型に限ると思うのです。特に反射型液晶は外光利用するんでなおさら。
シグ3は半透過型だから大丈夫かと思ってました。
目的のアイコンが押せなくていらいらします(笑)。
映りこみは、しょうがないのかなぁと思ってますね。
書き忘れましたが直射日光下での使用もかなり厳しいものがありました。
有名なモバチキさんなどもシグ3用のシートをいくつか試しておられましたが、
どれも移りこむかモアレ(であってましたっけ?)が激しくなるか、
どちらかの結果で終わっていたように思います。