ワイヤレスジャパン2007 レポート。
回ったところいちいち全部を記事に書き起こしていたら、
原稿用紙10枚以上になってました……。
そこでブースごとに分けて書きたいと思います。
まずは東芝ブースです。
回ったところいちいち全部を記事に書き起こしていたら、
原稿用紙10枚以上になってました……。
そこでブースごとに分けて書きたいと思います。
まずは東芝ブースです。
Portege G500/G900
海外モデルとして、Portege G500とG900が展示されていました。G500はWindows Mobile 5.0 for Smartphone Edition搭載のスマートフォン。ネット上の画像を見た限りではやたらでかく見えたんですが、実際に持ってみると角が丸く仕上がっているのでころっとしていて、意外と大きく感じません。これはこれでアリだなと思いました。X02HTが流行ったら、G500みたいな機種も日本に投入される……かも?
一方のG900は、SoftbankのX01Tのベース機種ですね。G900はそこそこキビキビ動くのに日本語化すると遅くなる、という意見がありますが(もともと昔から、日本語化すると遅くなっていたものですが)、英語版のG900もあまりX01Tと変わらないように感じました。言われてみればちょっと早いかなぁ、でもほとんど変わらないよなぁ、って感じです。
Softbank X01T
さてお次はSoftbankから発売予定のX01Tです。これは先週すでに触ったのですが、あれから特に変わったことなどは無い様子です。たった一週間じゃ大きく変わることはないでしょうけどね。
要するに画面表示はキレイなのですが、動作はまだまだもっさりってことです。
そしてX01HTのSoftBankメールですが、現在X01HT向けに配布されている1.0.1よりもバージョンが上がり、1.0.2になっていました。
しかし、バージョンが上がったからといって使い勝手が変わったかというとそんなことはなく……
起動には10秒以上必要だったり。
起動したあとの動作が緩慢だったり、ハードキーだけでは操作できず必ず画面タッチが必要になったり……
もうちょっとなんとかならないのかなぁ、と思いました(´ヘ`;)
SOGインプットディスプレー
このディスプレーは東芝ブースの一番端っこにあったのですが、これがなかなか面白い。なんと指の影の動きから入力座標を検出するタッチパネル液晶だそうです。通常のタッチパネル液晶は液晶の上にタッチパネルを重ねてあるのですが、このSOGインプットディスプレーは液晶内部にセンサーを組みこんであるので、液晶1枚で済ませられ省スペースが可能。また余計なパネルが一枚無い分明るさやコントラストが低下しないんだそうです。
見た目は普通のタッチパネルとあまり変わらず、操作感はちょっとばかり慣れが必要ではありますが、普通のタッチパネルに近いです。技術としてはスキャナの応用だそうで、もっと頑張ればPDAに搭載して、名刺リーダーにもなる液晶なんてものもできるかもしれないとか。
ただし現状では「影」を認識する方式なので、真っ暗闇では影ができず使えないんですね。今後はバックライトを使い、指に当たった光から認識するなどして改良していくとのこと。理系人間としてはこういう開発中のデバイスを見ることも、ワイヤレスジャパンの楽しみの1つだったりします。