
いつもの輸入食料品店でマロウブルーを見つけたので買ってみました。
ウスベニアオイという和名の花から作られたハーブで、
ハーブティーとして飲むと喉にいいんだそうです。
写真のように乾燥させた花を袋詰めして売られてます。

乾燥させてあるので見た目はポプリみたい。
ただし匂いはあまりよくないです。
このマロウブルーのハーブティーは鮮やかな水色になることで有名でして、
お湯に入れるとこんな色になるのです。

入れてすぐだともう少し鮮やかな水色なんですが、
少し時間が経ってしまうと黒っぽい青になります。
ここにレモン汁を入れると……

なんと鮮やかなピンク色になりました。
これは以前やったムラサキキャベツ焼きそばと同様に、
マロウブルーの中にアントシアニンが含まれていて、
それが酸性ではピンク色に呈色するからなんだそうです。
アルカリ性では濃い青になるんだとか。
これ、学校で使えてしかも飲むことができるというおいしい実験なのですが、
このマロウブルーというのが、そのままだとあまりおいしくありません。
「う~ん……ハーブだな……」
って感じで微妙なので、飲むときはレモンとハチミツを入れて飲みやすくしましょう。