空の境界が……

Remの実家では日経新聞をとってます。
なので、朝と夜は暇があれば一通り目を通すようにしています。
とはいっても株式なんかは見ても全然分からないので、
１面、２面……８面……（飛ばし読み）……新製品情報、スポーツ欄、文芸、教育、三面記事
というように、目に付いた興味のある記事だけ読んでいるだけですが。

新聞は結構昔から読んでいて、小学校３年くらいからなんとなく読んでいました。
といっても小学校中学年で読める記事はそんなに無いので、三面記事ばかり読んでましたね。

で、最近ふと思ったのですが、ここ数年で日経新聞が随分読みやすくなったように思うのです。
年をくったから……というわけじゃないと思います。
昔に比べてイラストや写真も増えてますし（90年代初めはカラー写真なんてあまり無かった気がします）
記事も割と一般的なものが増えているように思います。
これも時代、なんですかねえ。
まあ、読みやすいほうがこっちとしてもありがたいですけど。


前振りが長くなりましたが、本題に入りましょう。
話は昨日の夕刊の記事についてです。
何気なく夕刊を流し読みしていたら、見慣れた文字が目に入ってきました。
それは……

『空の境界』



えっ？
なんで？

文芸欄で最近はやっている本を紹介していたのですが、
そこになぜかこの「空の境界」が紹介されてたのです。

空の境界と言って分かる人は少なそうなので軽く説明しますと、
とある方面で有名な同人ゲーム「月姫」のシナリオライター「奈須きのこ」氏が
数年前に自身のHPで公開していた小説「空の境界」というのがあるのですが、
これが講談社ノベル（だったとおもう、多分）で最近商業化したものです。

んー、うまく説明できてないですね。まあ、そういった小説があるのです。
で、その「空の境界」が現在60万冊売れている、といった内容の記事が書いてあったのです。
記事の内容はありがちな評論だったのですが、突っ込みどころはそこではなく、
なんで日経新聞がライトノベルの紹介をしているんだ？
ってとこですね。

うーん、日経新聞も随分やわらかくなったもんだ。
そういえばこの間は「萌え単」まで紹介されてたし、
やっぱり時代は変わったんだなあ……