
私の机の上にはこんな文房具が置いてあります。
穴あけパンチのような、ホチキスのようなこの文具、ずばりその両方を足したような役割をします。
穴あけパンチやホチキスのように紙を複数枚重ねて口の部分にはさみこみ、
がしゃこーんとにぎると……

こんな風に穴が開きます。
単に穴を開けるわけではなく、穴を開けたことで出来たベロ状の紙をくるっと折り返し、
同時に開けた小さい穴に通して紙を止めてしまうことができるのです。

裏から見るとこんな感じ。いわゆる「針無しホチキス」というやつです。
ワンアクションで穴を開けてベロを折り返してしまい、針無しで紙を留められるというのはなかなか面白いですね。
最初手にしたときは、どういう構造でできているのかと、覗き込んでしまいました。
ただし紙で留めているのでコピー用紙3枚程度しか止められず、また強度もあまりありません。
なので買って1年ほど経ってはいるものの、使い道が無くほとんどお蔵入り状態でした。
それでも最近買った究極の文房具カタログによれば、

こうやって2ヶ所とめてあげるとそれなりの強度になるとのこと。
試してみると1ヶ所のときに比べて紙が回転しなくなり、確かにしっかり留まります。
それでも針のホチキスに比べたらずっと強度に劣るので、使い道は限られますが。
紙で留めているということで、シュレッダーにかける際に針を取る手間が無いのが強みなので、
あまり重要でない草稿中の書類を留めたり、Webを印刷した紙を留めるなんて使い方がいいかもしれません。