
というわけで渋谷にあるカフェanoに行ってきました。
場所はここ。渋谷高校の近くです。築40年の洋館の一階がカフェに、二階はギャラリーになっています。座席数は全部で18席と座席数は新宿のBOWLS CAFEと同じですが、anoの方がもっと狭いです。想像していたよりもかなり狭く、カフェというよりどこかのおうちの広いリビングというほうが合ってるかもしれません。

いただいたのはグラーシェという料理。チェコ風ビーフシチューです。意外とスパイシーで、辛いものが苦手な私にはちょーっと辛かったかも。Wikipediaで調べてみると、パプリカを多めに入れるみたい。だから辛いんでしょうね。でもよく煮込んであっておいしかったです。
それから付け合わせの白いものはクネドリーキというチェコ風蒸しパン。蒸しパンとはいいますが実は煮ているんだそうです(日清製粉のページに作り方が書いてありますね)。食感は肉まんの生地のもっとモチモチしているバージョンとでも言えばいいのでしょうか? とにかくモチモチしていておいしかったです……けど4枚はさすがに多いかも。結構お腹が空いた状態で食べたんですけど、満腹になってしまいました。

それから食後にはセージティーをいただきました。ミントティーに似ているけどミントティーのようにスーっとしない感じでしょうか。ハーブに慣れてないと飲めない味かもしれません。私はそんなにハーブティーは飲まないけれどアロマセラピーでハーブの香りに慣れているのでおいしくいただけましたが。そういえば橋本紡氏の「ひかりをすくう」の中に、セージのクッキーというのが出てきたっけ。いったいどんな味になるんだろう?
とまあそんな感じのカフェanoなのでした。とにかくチェコ料理という日本ではなじみのないものが食べられるということだけでも、一度足を運ぶ価値のあるお店だと思います。ディナータイムはテーブルに置かれたキャンドルの明かりが幻想的で、デートにはもってこいのお店ではないでしょうか。ただし座席数が少ないので、できれば予約をしておいたほうがいいかもしれません。