【第四回 キーボード編】
前回のディスプレー編から随分時間が経ってしまいましたが、Sigmarion3のレビュー記事の続きをアップします。今回は発売前から色々と物議を醸し出していたキーボードのレビューです。
H/PCとしてはサイズの小さいSigmarion3。一応はフルキーボードということになっていますが、キーピッチは筐体サイズにあわせて狭くなっています。14.1mmというピッチサイズは私の手にはやや小さく、タッチタイプにはぎりぎりというサイズ。さらに全体的にキーの縦幅が狭いので、R430よりも格段にタイプミスをしやすいです。
しかもSL-Cザウルスのように親指でポチポチ押すには筐体の横幅が広すぎ、R430のように膝の上で使うには逆に横幅が足りないと、モバイル機としては非常に中途半端な大きさであるといえます。シグ3のキーボードが一番使いやすいシュチュエーションは、実は机の上だったりするわけです。小さくて軽量と持ち運びに便利なSigmarion3が、その微妙なサイズゆえに移動中の使用には向かなかったりするのは、ちょっと皮肉な結果だと言えます。

(膝の上でSig3を使おうとするとこうなる。
両膝をぴっちりくっつけないとSig3を置けない)

(そこで親指タイピングを使おうとするとこうなる。
横幅がありすぎて、中央のキーに親指が届かない)

(結局このようにストラップを手首にかけ、親指をぐっと中央に持ってきて
親指タイプをすることになった。これが一番安定する。
しかしちょっと打ちにくい。)
私の指ではたぶん何とかいけると思うのですが確か配列が
他のシグマリオン同様に独自だったような。
またレビューお願いします。
Sig3は小さすぎて膝の上じゃ無理なのです。
大の男が内股でPDAを使う姿を見られるわけにはいかないですから(笑)。
配列は、おっしゃるとおりかなり変わっています。
それについてはすでに原稿が上がっているので、
近いうちにまたアップしますよ。