702NKが予約開始となって、ワイヤレスキーボードの存在を知って、702NKに半分ほど心を奪われているRemですが、あんまり熱くなっちゃいけない、ここで一度702NKの分析をしてみることにします。まずは冷静になるために、702NKの欠点から列挙してみます。
その1 キー配列
欧米で名の知れているノキア製ということで、702NKは日本製のケータイとは違ったキー配列になっています。日本のケータイならどの機種でも大体似たようなキー配列なのでフィーリングで操作できるんですが、702NKはそうはいきません。写真を見てもどのキーがどんな役割をするキーなのか、ぱっと見ただけではわからないんですね。これ、第一の懸念です。でもこういった操作面というのは慣れでカバーできることが多いので、あまり気にならないでしょう。
その2 非QVGAディスプレー
北欧はフィンランド生まれの702NKはディスプレーも欧米仕様です。使われている液晶の種類は明記されていないのでコメントできませんが、解像度が欧米仕様です。現在日本で使われているケータイは、QVGAつまり320×240という解像度のものが主流になっています。しかし702NKはこれよりもやや小さい208×176のディスプレーなんです。もともと欧米仕様ということで、アルファベットがちゃんと読めればいいという考えなんですかね。
これは今冬発売のボーダフォンの3Gケータイ一般に言える事で、モトローラ製の802MO、702MOとソニーエリクソン製の802SEなどもやはり非QVGAだったりします。これが第二の懸念です。別に綺麗なディスプレーでないと嫌だというわけではないですけど、回りの人間がQVGAの綺麗なディスプレーなのに一人解像度の低い機種を使うってのもねぇ……
ま、いまRemが使っているJ-N04なんか、160×120ですからね。それに比べたら広いんで、問題ないっちゃないんですけど。それに画面が狭いと情報量も少なくなるからさくさく動くなんて可能性もありますし。
その3 変換性能
日本語変換も気になります。最近のケータイなら予測変換という機能が当たり前のように付いていて、少ないボタン回数で文字入力ができるんですが、はたしてノキアがそれを積んでくるのかというとちょっと疑問です。
その4 メモリカード
最近のケータイにはメガピクセルのカメラが付いていることが多く、メモリカードが使えるものが多いです。ご多分にもれず、702NKでもメモリカードが使えます。しかしさすがノキア、使えるメモリーカードも特殊です。
使えるカードはRS-MMC……このメモリカードを知っている人っているんですかね? 私も初耳ですよ。ちょっと調べてみたところ、こんなページを見つけました。RS-MMCは「リデューストサイズ・マルチメディアカード」の略だったんですね。和訳すると「ちっちゃくしたマルチメディアカード」ってことでしょうか。
じゃあマルチメディアカードって何かっていうことになりますが、これもまたあまりメジャーでない規格ですねぇ。現在のケータイで主に使われているメモリカードは「メモリースティック」と「SDカード」、それに「mini-SDカード」で、そのうち一番よく使われているのはSDカードですが(きっと。根拠はないです)、このSDカードの前身にあたるのが「MMC-マルチメディアカード」なんですね。
このマルチメディアカード、大きさはSDカードとまったく同じで、市販されているSDカードリーダーのほとんどで読み書きが可能です。なにが違うかというと、SDカードにはある著作権保護機構が無いんです。それ以外は大して違いは無いと思います。出始めのころはスマートメディアより小さい、切手大のメモリカードが出たということで結構注目されたんですが、あっという間にSDカードにとって変わられてしまった悲しきカードなのですよ。そのMMCが今ごろになってサイズ変更しているとは思わなんだ……でも、小さいメモリカードがいいのならmini-SDカードを選択すればいいわけだし、なんでわざわざマイナーな規格のカードを選択したんですかねえ? さすが世界のノキア、やることが一味違います。
アダプタを介すれば通常の大きさのMMCとして扱えるということなので、多分SDカードリーダ/ライタでも読み書きできるんだろうと思われますから、データの扱いに困ることは無いでしょうが、それよりも困るのはそんじょそこらの量販店じゃ扱ってないってこと。仮に同梱されているカードの容量32MBを使いきってしまい、もっと容量の大きいカードを買いたくなったとしても、これでは手にいれることができませんよ。なんてこったい、ノキア。そんなところにこだわらなくてもいいじゃないか!
その5 ステーション
これはボーダフォンの3Gケータイ特有のことなんですが、ステーションが使えないんですよね。あ、ステーションっていうのはJ-フォン時代から続いているボーダフォン特有のサービスで、月額100円を払うことで利用できるプッシュ配信サービスのことです。100円さえ払っておけばあとはケータイが勝手に更新してくれるので、好きなときに欲しい情報が得られるちょっとイカした(←この言葉自体イカしてない)サービスです。送られてくる情報の多くは宣伝だとか、しょうもない情報が多いんですが、天気予報とスポーツニュースと総合ニュースだけは便利モノなんです。しかも今いる土地に合わせた情報が届くんで、結構重宝するんです。
とまあ、ビミョーに使えてあんまり使えないサービスなんですが、これがボーダフォンの3Gケータイには組み込まれなかったんですね。なので、当然702NKでも使うことができないというわけです。わざわざネットに繋がずに情報が得られるという点では、なかなかいいサービスなんだけどなあ。なにか代わりになるようなサービスがあるといいんですけど。毎日天気予報がメールで送られてくるとか。月額百円程度で、そういうサービスありませんかね?
まずは欠点をいくつか挙げてみました。
が、702NKにはこんな欠点を覆い隠せるくらいすばらしい機能がたくさんある!
それについてはまた明日です。
その1 キー配列
欧米で名の知れているノキア製ということで、702NKは日本製のケータイとは違ったキー配列になっています。日本のケータイならどの機種でも大体似たようなキー配列なのでフィーリングで操作できるんですが、702NKはそうはいきません。写真を見てもどのキーがどんな役割をするキーなのか、ぱっと見ただけではわからないんですね。これ、第一の懸念です。でもこういった操作面というのは慣れでカバーできることが多いので、あまり気にならないでしょう。
その2 非QVGAディスプレー
北欧はフィンランド生まれの702NKはディスプレーも欧米仕様です。使われている液晶の種類は明記されていないのでコメントできませんが、解像度が欧米仕様です。現在日本で使われているケータイは、QVGAつまり320×240という解像度のものが主流になっています。しかし702NKはこれよりもやや小さい208×176のディスプレーなんです。もともと欧米仕様ということで、アルファベットがちゃんと読めればいいという考えなんですかね。
これは今冬発売のボーダフォンの3Gケータイ一般に言える事で、モトローラ製の802MO、702MOとソニーエリクソン製の802SEなどもやはり非QVGAだったりします。これが第二の懸念です。別に綺麗なディスプレーでないと嫌だというわけではないですけど、回りの人間がQVGAの綺麗なディスプレーなのに一人解像度の低い機種を使うってのもねぇ……
ま、いまRemが使っているJ-N04なんか、160×120ですからね。それに比べたら広いんで、問題ないっちゃないんですけど。それに画面が狭いと情報量も少なくなるからさくさく動くなんて可能性もありますし。
その3 変換性能
日本語変換も気になります。最近のケータイなら予測変換という機能が当たり前のように付いていて、少ないボタン回数で文字入力ができるんですが、はたしてノキアがそれを積んでくるのかというとちょっと疑問です。
その4 メモリカード
最近のケータイにはメガピクセルのカメラが付いていることが多く、メモリカードが使えるものが多いです。ご多分にもれず、702NKでもメモリカードが使えます。しかしさすがノキア、使えるメモリーカードも特殊です。
使えるカードはRS-MMC……このメモリカードを知っている人っているんですかね? 私も初耳ですよ。ちょっと調べてみたところ、こんなページを見つけました。RS-MMCは「リデューストサイズ・マルチメディアカード」の略だったんですね。和訳すると「ちっちゃくしたマルチメディアカード」ってことでしょうか。
じゃあマルチメディアカードって何かっていうことになりますが、これもまたあまりメジャーでない規格ですねぇ。現在のケータイで主に使われているメモリカードは「メモリースティック」と「SDカード」、それに「mini-SDカード」で、そのうち一番よく使われているのはSDカードですが(きっと。根拠はないです)、このSDカードの前身にあたるのが「MMC-マルチメディアカード」なんですね。
このマルチメディアカード、大きさはSDカードとまったく同じで、市販されているSDカードリーダーのほとんどで読み書きが可能です。なにが違うかというと、SDカードにはある著作権保護機構が無いんです。それ以外は大して違いは無いと思います。出始めのころはスマートメディアより小さい、切手大のメモリカードが出たということで結構注目されたんですが、あっという間にSDカードにとって変わられてしまった悲しきカードなのですよ。そのMMCが今ごろになってサイズ変更しているとは思わなんだ……でも、小さいメモリカードがいいのならmini-SDカードを選択すればいいわけだし、なんでわざわざマイナーな規格のカードを選択したんですかねえ? さすが世界のノキア、やることが一味違います。
アダプタを介すれば通常の大きさのMMCとして扱えるということなので、多分SDカードリーダ/ライタでも読み書きできるんだろうと思われますから、データの扱いに困ることは無いでしょうが、それよりも困るのはそんじょそこらの量販店じゃ扱ってないってこと。仮に同梱されているカードの容量32MBを使いきってしまい、もっと容量の大きいカードを買いたくなったとしても、これでは手にいれることができませんよ。なんてこったい、ノキア。そんなところにこだわらなくてもいいじゃないか!
その5 ステーション
これはボーダフォンの3Gケータイ特有のことなんですが、ステーションが使えないんですよね。あ、ステーションっていうのはJ-フォン時代から続いているボーダフォン特有のサービスで、月額100円を払うことで利用できるプッシュ配信サービスのことです。100円さえ払っておけばあとはケータイが勝手に更新してくれるので、好きなときに欲しい情報が得られるちょっとイカした(←この言葉自体イカしてない)サービスです。送られてくる情報の多くは宣伝だとか、しょうもない情報が多いんですが、天気予報とスポーツニュースと総合ニュースだけは便利モノなんです。しかも今いる土地に合わせた情報が届くんで、結構重宝するんです。
とまあ、ビミョーに使えてあんまり使えないサービスなんですが、これがボーダフォンの3Gケータイには組み込まれなかったんですね。なので、当然702NKでも使うことができないというわけです。わざわざネットに繋がずに情報が得られるという点では、なかなかいいサービスなんだけどなあ。なにか代わりになるようなサービスがあるといいんですけど。毎日天気予報がメールで送られてくるとか。月額百円程度で、そういうサービスありませんかね?
まずは欠点をいくつか挙げてみました。
が、702NKにはこんな欠点を覆い隠せるくらいすばらしい機能がたくさんある!
それについてはまた明日です。
702NKはデザインや機能面できっと優れていると
思うのですが、SH53から乗り換えようとすると
捨てるものも多いのが現実ですね。
SH53からだと、なかなか難しいですね。
ChiroさんのBLOGに書いてあったのを読んだんですが、SDカードが使えないので今まで使っていたJAVAアプリを引き継げないというのはいただけないです。
私のはJ-N04なんていう、もはや化石のようなケータイなので、どれに変えてもあまり変わらないんですけど。
でも、702NKはPDA好きにはたまらないデジモノなんですよねえ。