remusuimin 徒然草

つれづれなるままに
心にうかんだもの
頭にひらめいたもの
見たもの
聞いたもの
読んだもの

remusuiminはミタ・シリーズ2 「電車内全身エステ目撃」

2012年09月05日 | 日記
                    

きょうは東京に出ておしっこし最後の事務手続きを行う日でした。

9月に入ったとはいえ、今日も残暑な一日になりそうな空模様。

午前11時までに埼玉県の所沢までいかねばならず、朝6時40分に出発。

i駅までの時間見積もりをあやまってi駅発の電車にギリギリ間に合い飛び乗りました。

車内は夏休みが終わり学生さんたちが多勢乗っていてにぎやかな話し声に満ちていました。

i駅から3つめのO駅についたら学生さんたちがほとんど出て行ってしまって電車の中はガランとしてしまいました。

空いていた席に座りふと前の席に目をやりますと…

色の濃いというか早い話がクロいご婦人が着座されておりました。

よほど急がれてきたのでしょうか、髪の手入れはほとんどゼロのままのお出ましと見え津波のように大きく波打ち乱れておりました。

豹柄というのでしょうか、かなり年季の入ったTシャツを着ておられスカートは白いらしいのですがこれも年季が…

太めのおみ足につっかけるように履いているのアレなんていうのかな、靴とサンダルのあいのこみたいなののドピンクを履いてました。

見落としてましたが、彼女右手に化粧クリームでも入っているのでしょうかちいさなボトルを持っています。

と、ボトルにちょいと左のおやゆびをつっこんでクリームをすくいあげるとご自分の顔にぽんっとなすりつけ

左手のひらでそのクリームをお顔全体にまんべんなく行き渡るように拡散かつ浸透させる作業に入りました。

鏡は持たないらしく右手にしっかりクリームのボトル、左手のひらにてお顔の建設作業に専念マンネンです。

寝起きの悪いカサついたお肌がみるみる光沢を放ちテラテラとクロびかりする精悍な表情に変身していきます。

ここまでの作業であればまぁ、よくありがちなご婦人方のみだしなみを人前ではしたなく、という風景でしょう。

しかし、このご婦人お顔の作業が終了しますと、こんどはタップリと手のひらにクリームをのせた手をお首の後ろに

つまり背中にまわしながらまんべんなくお背中に拡散かつ浸透させる作業に入りました。

いつのまにやら右手のクリームボトルを座席の上において右から左から背中に手を突っ込んで縦横無尽に全背中を網羅せんと

作業に拍車がかかっております。

見たわけではないので確信はないのですが、さぞかしお背中もテラテラとクロびかりされていることとお察しいたしました。

と、と、と、と、こんどはクリームたっぷりの右手、左手を交互にお胸のあたりに差し入れられ

モミモミしつつ拡散かつ浸透作業に入られました。


ここまでまいりますと空前絶後、前代未聞、未曾有、千載一遇、唯一無二、破天荒、途方もない、当代随一のおふるまいといえます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿