ミリオンダラー・ベイビー (2004 米)
監督クリント・イーストウッド
出演クリント・イーストウッド
ヒラリー・スワンク
ご存知2004年にアカデミー賞作品賞を始め4部門を受賞した作品だけど、観てみるまでどういう内容か全く知らなかったので私のイメージとは違ったお話でいささかびっくりした
ボクシングジムを経営する男性と貧しい中生活費を切り詰めてまで必死にボクシングに励む女性の交流を描いた作品で、男性の指導でこの女性はどんどん強くなって賞金もたくさんもらえるようになるんだけど最後に悲劇が待ち受けていたりしてしんみりして終わってしまい悲しかった
ボクシングがストーリーの軸にはなるんだけど、それに絡んで女性の家族のエピソードがあり、ボクシングの営業の話があり、ジムに通うへなちょこボクサーの話があったりする。
温かい交流を描いてはいるけど、残酷なまでの現実も直視せざるを得なくて結構精神的に重くなるので観た後はドーンっておちますぜ、旦那
特に女性の家族がこれまたひどいのよ
何をもって「生」とみなすか。
・・・っていうコトかな、このストーリーの言いたいコトは。
って勝手に解釈してる。
自分の意思で何も出来なくても、心臓が動いていれば、脳が生きていればそれは「生」なのか。
自分の尊厳を保とうとするコトは簡単にできそうだけど難しいし、誇らしくも苦しいコトなんだなぁ・・
尊厳ある死、尊厳ある生・・
なんだか昔医学の授業でやった尊厳死の話を思い出す
観終わった後は「えーこれでアカデミー賞なの??
」って思ったけど、こうして改めてブログにしてみると色々と考えさせられてるし、やはり何気に素晴らしい作品なのかもしれません
しかし、ネットで調べるまで主演の男性がクリント・イーストウッド本人だったなんて知らなかったよお恥ずかしや
彼、今年は「硫黄島からの手紙」と「父親たちの星条旗」っていう太平洋戦争をアメリカ側と日本側から描いた作品を発表してるよね。
こういう相対する側面から同じコトを描いたモノがやけに好きなんだ
古い漫画だけどあさぎり夕っていう人の「卒業写真」っていうマンガがあって、女の子側と男の子側から一つの恋愛を描写したモノで、なかなか気に入ってました
機会あったら読んでみてくり
でもホント古いからこのマンガを見つけることが結構至難の技かも
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