Present.

「プレゼント」無事に全公演終了しましたー。
観に来てくださったお客様、エールを贈ってくださった皆様本当にありがとうございました。

公演をする度に「ありがとう」という言葉について考える。
「ありがとう」って日常にあふれてるからあまり使いたくないんだ。
落としたハンカチを拾ってもらっても「ありがとう」、誕生日を祝ってもらっても「ありがとう」、そして公演を観に足を運んでもらっても「ありがとう」
全部重さが違う。
なのに同じ言葉。
どんなに声色を変えても同じ言葉。
・・・すごく不便だと思うんだ、私は。
来てくれたお客さんにはもちろん、お世話になったＯ谷先生、Ｋょーこ先生、Ｙねた先生、Ｙ－すけ兄貴。
みなさんに私の感謝の気持ちを伝えたいのに「ありがとうございました」じゃありきたりで少ししか伝わらないって思って、かなりもどかしい思いをしてる。
どうにか伝える手段は無いものか・・と打ち上げで考えてる内にまずＯ谷先生が帰ってしまわれて、思いを伝える手段どころか「ありがとうございました」という言葉すらしっかり言えなかったなんてこった
その悔しさもあり、寂しさもあり、ちょっとお酒が入っていたのもあり泣いてしまった
Ｙきちゃんも一緒に泣いてくれた。

私がＯ谷先生に、より強く感謝の気持ちを持ったのは自分がアンサンブルという役割を担っていたからだと思う。
もちろん役がついていても感謝をしていたはずだけど。
私は今回アンサンブルになれてよかった。
なんでかって、今まではアンサンブルをただの脇役という位置づけでなめていたから。
だからＯ谷先生に名前を覚えてもらったコトにとても感激した。
本当に嬉しくて先生に対する感謝の気持ちも強くなった
この言葉はある意味先生に対して失礼だとわかってて書いています。
だってこんなコト書いてたらまるで先生がアンサンブルはどうでもいいって思ってるような演出家のように見えてしまうから。
全然そんなコトないですよーー


アンサンブルは大勢の中の一人でしかないかもしれないけどかなり重要なんだって思うようになれた。
そしてある意味役付きより難しい。
だってたった2時間ちょっとの間にたくさんの人格を作っていかなくてはいけないから。
今まではひとつの公演に対して一つのキャラクターと向き合っていたので、じっくりと役作りができたけど今回は一つの役に対してとれる時間も短いし、楽屋で集中する時間もそんなにない。
役作りをじっくりする派の私にはすごくすごく大変だった。
だからアンサンブルをなめちゃいけないんです
そして初めてのワイヤレスマイクにかなりドキドキし、歌にもかなりの責任をもてました。
コーラスってどうしても安心してしまうけど、それが許されない状況に身を置く事ができてよかたー


色々な面において悔しい思いもたくさんした。
もっともっと頑張らなくちゃって打ち上げに向かうバスの中でＴかちゃんと励ましあった。
まだまだふぁいつなのだー

Ｏ谷先生もＫょーこ先生も共演者も言うけど、本当に仲のいいカンパニーでした。
みんなに大感謝


写真のＷＥＢ公開に対する許可が出たので何枚か公開します