ゆりかもめーる。

人生はrhythm BAR.

The assassination of Jesse James by Robert Ford.

2008-01-14 23:46:36 | Art
ジェシー・ジェームズの暗殺 (2007・米)

監督アンドリュー・ドミニク
出演ブラッド・ピット
    ケイシー・アフレック

ブラピの最新作(土曜日に公開したばっか)観てきました~
映画館で映画観るのかなり久しぶり・・
元々あまり映画観ないからなぁ・・しかも邦画好きだから今回はかなりレア


19世紀のアメリカが舞台。
盗みや殺人をしてる犯罪者のジェシーとその部下のボブ中心に話が展開していくんだけど、何か淡々と話が進みそこまで盛り上がりもせず、登場人物数は限られてるはずなのに覚えられない横文字の名前の為にストーリーがわからなくなり、しかも上演時間2時間40分という長さ・・
ちょっとつらかった
でもBGMを一つに統一していたトコは良かったな~
作品を通してある一定の空気が流れ続けてたし。
あとは何と言ってもブラピの演技ですな・・
ベネチア映画祭かどっかで主演男優賞を受賞したらしいんだけど、やっぱうまいねぇ・・
口元笑ってるのに、目が笑ってないの。
怖ぇぇ・・・

複雑な人間心理の交錯に駆け引きが加わって、恐怖と焦燥が仮面によって押さえ込まれてるけど、圧力が強すぎて節々にそれらが現れてきちゃったりして、それをまた必死に隠そうとして墓穴掘っちゃったりして・・・全く怖い映画でした
このストーリーでは最終的に銃で撃ったり撃たれたりっていうトコに行き着くから現実離れしてるようだけど、心理面での駆け引きや仮面で隠すのって実際あちこちにありふれてるコトなんだよなーって思うと、人間ってつくづく怖いなぁと思う次第です

理解するのはなかなか難しく、私的にはDVD借りて、登場人物の名前を確認しながらゆっくりと観るコトをおすすめします

私が一番気に入ってるトコは最後の最後にお兄さんのチャーリーが豹変してるトコですな。
一瞬だけどさ
あとブラピ演じるジェシーがタイトルにある通り最後に死んじゃうんだけど、その直前に殺されるコトを予期した時の一瞬の表情かな~

ま、ブラピ好きにはたまんないかもね。
葉巻吸ってる姿がかっこいいっす

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