
伊豆一周の旅 その3
黒船で下田湾を遊覧した後、下田駅前からロープウェイに乗り、寝姿山に登りました。
下田駅からすぐ近くにある下田ロープウェイに乗って寝姿山に向かいます。
ロープウェイのゴンドラから望む下田市内
約3分で寝姿山駅に到着
ロープウェイを降りると、一帯が寝姿山自然公園として整備されています。
展望台からは下田湾が一望できます。
錨のオブジェにはアメリカ方向、富士山方向、そして台湾方向を指す標識があります。
また地球が丸く見えませんか?という文字も。
千葉の犬吠崎でもこんなキャッチフレーズがあったような。
左の半島が須崎半島 真ん中の小さな島が大走島
眺めが良いです。 澄んでいれば伊豆七島も見えるそうですが、この日は見えませんでした。
<!-- 寝姿山展望台からの景色 -->
自然公園内を奥に進むと愛染堂というお堂があります。奈良法隆寺の夢殿を3分の2の大きさに再現したとか。良縁、縁結び、子宝、安産などに、ご利益があるパワースポットとかで境内にはハート型の絵馬が可愛く掛けられています。
ハート型の絵馬
愛染堂の近くには、写真記念館が。この日は平日で閉館でしたが日本最初の商業写真家・下岡蓮杖の貴重な遺品の数々が公開され、珍しいカメラを展示した「カメラの歴史コーナー」や、銀板写真から大正までの「写真史コーナー」。ドレスや軍服を着て記念写真を撮影できるコーナーがあるそうです。
さらに進むと、江戸時代末期に設置された黒船見張所跡がありました
1849年、英国マリナ号の入港を機に幕府はこの寝姿山山頂に見張所を設け下田奉行より数名派遣し、警戒に当たらせたという。
そして、こんな記念碑がありました。
五島慶太は、その率いる東急事業団の全力を傾注し、伊東下田間46キロの鉄道を完成。明治以来の伊豆住民の夢を実現したことから、この記念碑が作られたようです。
東急の創始者五島慶太。かつて"強盗慶太"と異名をとり、"ピストル堤(堤康次郎)"と箱根の観光開発を競い合った男(箱根山戦争)。 なお堤の渾名は、実弾(現金)をうちまくったところからつけられたそうです。
何度か来たことのある下田ですが、遊覧船もロープウェイも今回初めて乗りましたが、寝姿山はなかなか良いところでした。 寝姿山には40分ほどいて再びロープウェイで下りました。
伊豆一周の旅 その4につづく
遠くから見ると女性があおむけに寝ている姿に見える事からついた名前。小さな山ですが整備された公園になってますね。見晴らしがいいですね。