いかりじいじのブログ

全漁連は漁業者のためにあるのか

 農業協同組合もそうですが、全国漁業協同組合連合会(全漁連)は、本当に漁業者のためにあるのでしょうか。自分たちの存続のために働いているようにしかみえません。
 地方紙に配信している共同通信の4月6日付けの第1面の記事では「海洋放出「反対変わらず」原発処理水で全漁連会長」という見出しを付けています。東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、岸田首相は5日、首相官邸で全漁連の岸会長と会談したそうです。
 この会談では、首相が「廃炉の着実な進展は復興の前提で処理水の処理は避けて通れない。今後とも、意見交換を重ね、政府を挙げて風評被害対策に取り組む。」と理解を求めたのに対し、岸氏は、「いささかも反対の立場に変わりはない。」と伝えたそうです。
 私は、これを見て、反対のための反対であり、本当に漁業者のことを考えていないのだと思いました。韓国や朝日新聞は、処理水を汚染水と呼んで、海洋放出に反対しています。韓国の反対主張は、日本の上に立つことを日本に自覚させるための恫喝と同じです。朝日新聞は、それに同調しているのです。全漁連の反対は、韓国や朝日新聞と同じようなものですよね。危険だと思っているのでしょう。
 処理水の放出は、世界で行われていて、IAEA(国際原子力機関)の示した基準によるもので、日本ではその監視を受けて行われる予定です。口では安全だといいながら、、漁業組合が反対するのは、安全性を否定していることになるでしょう。放出しないでいても漁業が発展する可能性はないですよ。国民の魚離れもあり、後継者不足もありで、日本の漁業は農業も含めて補助金での食いつなぎで何とか息をしているだけです。儲かっている人はいますから、後継者はいるでしょうが、一握りです。集約して、儲かる漁業、農業にしなくてはいけないのですよ。
 このような惨状になったのは、組合にあると思います。なぜなら、組合の幹部は、漁業者であることもありますが、団体職員としてのたたき上げの場合もあります。団体職員として採用される人は、コネで採用されたと思われる人が多く、能力もそこそこある人もいますが、能力の低い人が多いとその組合は不幸です。そのような能力の低い組合では、職員のお金の使い込みもしばしばあり、管理体制もいい加減です。
 また、最近になって、ようやく漁業や農業に使用する資機材を安く購入できるように努力するようになっていますが、それでもまだ高いです。そして、農業でいうと、営農ローンなどというリボ払いのような支払いをさせていました。私は、父がやっていたローンが原因で親戚に借りていた借金で8年間毎年50万円を支払いました。農薬なども勝手に置いていくし、組合の職員の人達は、本当に農家のことを考えたことがあるのかと思いました。
 また、私が働き始めて、漁業組合や農業組合の人と付き合うことがありました。組合支部などの再編などをしていましたが、これも、自分たちのためだという感じがしました。そもそも、漁業、農業をする人に協同組合の意味すら知らない人が多くて、国や組合の幹部は個人の責任だということを思っているのに、組合員達は幹部達が何とかしてくれるだろうしか思っていないのですよ。優秀な人たちは別です。全国でも温度差はあります。
 コープなども同じですが、協同組合を隠れ蓑にいいとこ取りばかりして、民業を圧迫しているのに、誰も気がつかないのか、法律を知らないのか、報道がチェックしていないのですよね。報道も自分たちの都合ばかりで働いていますすから。
 私が言いたかったのは、本当に協同組合が漁業者のために働こうとするならば、今回の処理水の放出では、組合員を説得して早期に処理水を放出し、復興を優先すべきですよ。遅くなるだけです。風評もすぐになくなりますよ。日本人は忘れやすいですから。
 私たちは、未だに復興税を国民は納めさせられているのに、このような反対で遅れるといつまでも払うことになりますよ。これは、公明党の仲間の支援者たちに有利になるから、わざと反対しているとしか思えません。
 処理水を放出しようがしまいが、福島県産の農産物や海産物を食べない人はいますよ。令和新選組のように福島県産の食材が危険なことを宣伝している団体もいますから、それに対抗する宣伝をすべきですよ。私は、平気で食べますが。
 何かの組合員になっている人は、その仕組みを知って、自分たちのために働くように要求してくださいよ。組合の理事長だとか、組合長などはいい車に乗って、いい家を建てて、お金の使い込みがあってものんきにしているのですから。
 














 つまり、

















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