日本のテレビでは、韓国の雑踏事故を追いかけたり、旧統一教会などの自民党を追い落とすためのニュースを拾ってきたりしています。さらには、旅行、グルメ番組ばかりと、平和ですよね。危機感が全くありません。
ロシアがウクライナ侵略を始めてから数箇月たちましたが、私は、ロシアの敗戦は確定したように思います。あとは、追い詰められたプーチン大統領がどのようになるのかだけです。つまり、プーチン大統領は戦争が終わっても世界からは戦争犯罪人として扱われることが確定しているでしょう。さらには、核兵器などを使用すれば、プーチン大統領はナチスのヒトラーとも並ぶこととなる歴史に残る悪者となるでしょう。
そのことをプーチン大統領は自覚していないように思います。こんなに変な人とは思いませんでした。やはり、公安出身の頭だけで考える人だったようにも感じています。
しかし、プーチン大統領が生存している限り何らかの行動はしてくるので、現在は、第三次世界大戦中であると、日本人は認識すべきですよ。全国旅行支援で旅行を楽しむのもいいですが、覚悟というか、そうなることもあるかもしれないという意識は持っておくことですよ。
なぜ、第三次世界大戦中なのかといいますと、この戦争は、ウクライナとロシアの戦争ではなく、西側諸国とロシアの戦争だからですよ。西側が実質的にウクライナを支援しているのですから、ロシアが面白いはずはないでしょう。ロシアは自業自得なのに、他人のせいにするなど、左翼の特質ですよね。
第一次世界大戦も偶発的な事件が拡大したようですから、この戦争も偶発的な事件などによって、戦禍が日本にまで及ぶこともあるかもしれませんよ。それは、例えば、欧州各国がロシアを排除しようとしていることで、中国がより社会主義体制を強化したでしょう。アメリカも台湾を応援しているし、中国は苦しいのですよね。中国の動きも気になります。社会が混乱して、中国の体制が苦しくなると戦争をしますよ。
また、欧州の中でもドイツなどは孤立していますよ。LNGの価格上限問題でフランスなどと対立しているのです。つまり、欧州の国の中でもロシアとつながっているところもあるし、フィンランドのように危機感が強い、反ロシアの国もあり、複雑になっているのです。それがロシアのつけいる隙でもあるのですよね。
今後、ウクライナ南部のロシアが独立を宣言した州の攻防が鍵のようです。例えば、この州へのウクライナの攻撃はロシア本土への攻撃とみなしたとすれば、ロシアは躊躇なく核兵器を使用する判断を迫られるのでしょう。その危険性は継続しているのですよ。そして、エネルギー問題と食料問題を絡めながら、ロシアとの戦争は継続していくと思います。食糧問題ではアフリカなども巻き込んでいますからね。
日本人は、現在は、第三次世界大戦中なのだということを自覚し、何か偶発的なことで日本にも大きな影響が出るのだということを覚悟しておくべきですよ。
私がそう思ったのは、これだけ物価が上がるとか、電気代が上がるとか騒いでいるにも関わらず、その原因を日本人が認識していないように感じたからですよ。戦時中なのですから様々なものの値段は上がるでしょう。欧州では20%近く物価が上昇してる国もあるようですよ。大体10%から20%上がっているようです。日本は3%前後でしょう。
このように、日々の暮らしに影響は出始めていても、戦争を実感できないのは、世界の状況を把握しようとしないからですよ。自分には影響を感じないから関係ないと思っているからだと思うのです。
今後、台湾に中国が侵略してきて、日本がタダですむと思っている人は、本当におめでたい人ですよ。タダですむどころか中国の協力者がいますからね。
いかりじいじは妄想ばかりと思っていただいても結構ですが、想定外のことが起きるのが歴史で証明されていることは認識しておいてください。