すっかりご無沙汰ですね。1か月以上、実際にはほぼ2か月、あまりにも長く間が空くと何を書けばいいのかサッパリわかりません。実生活でも色々ありましたからね。(ここから先はしばらく憂さ晴らしのための愚痴が続くので、製品版の感想は画像下まで飛ばしてください)
確定申告を終わらせたのが2月末、タップリエロゲができると思った途端にコロナ騒動です。今も続いていますが、基本的には外出禁止。得意先とは、当初は電話やメールでのやり取りでしたが、いつの間にかそれさえ無くなってしまいました。ここ1~2週間くらいは全く連絡さえありません。こんなことは初めてです。
初めてといえばお得意様からまだ請求書がつかないので再発行してほしい、との連絡がありました。うちだけでなく何社も届いていないとのこと。取り敢えず合計請求書を再発行したのですが、送付先が東京なので念のためFAXも送りました。テレワークが基本とはいえさすがに経理業務は本社でしか扱えませんからね。あちらにしても初めてのことだけに色んな問題が起こるのも無理からぬことかもしれません。
まあ、状況が状況なだけに今更ジタバタしても仕方ないので、どうせならエロゲ三昧を満喫すればいいのですが、妙なものですね。PCの前に座ると、昼間はどうしても仕事がメインのため、ついネットやメールを気にしてしまいます。肝心の得意先は休業状態なんですけどね。
それはさておき、今回はレイルロアの略奪者(19/10/25 3rdEye)です。
今回は、憂さ晴らしを含めてまずは不平不満からやっちゃいましょう(笑)
3rdEyeはソーサリージョーカーズ (15/7/24)しかやっていません。アクション物で、テンポがよくなかなかのシナリオだったことくらいしか覚えていませんが、ディスクレスは不可だったような気がします。
今回も御多分にもれず、デスクトップのアイコンを押しても真っ暗なままで、しばらくするとディスクをいれてください、とのテロップが流れてきます。これ結構面倒くさいですね。しかもディスクを入れるたびにPCが読むカリカリ音に加えて、DVDの処理を聞いてきます。(私はDVDの設定はしていませんので)。
インストールするにもDVDが2枚、おまけに通常のものと比べると結構時間がかかったんですが、この苦労は一体何?因みに削除は14GBほどでしたがたったの1分程度、あっという間に終わってしまいました。(念のため調べてみましたが、ドキュメントに空の3rdEyeのフォルダのみ残っているだけでした)
ゲームの準備で数分かかり、やっとスタートできたはいいが、今度は途中でフリーズです。今回はどうやらシステムの不備らしく、1.02にバージョンアップすることでメモリ不備によるゲーム停止だけはさけることができましたが、このゲーム、私の実装メモリ16GBではキツイかも?
メーカーの推奨仕様ではCPU i3 2.5GHz、1920×1080の解像度モニタで4GB、両方とも軽くオーバーしているんですが、ストレスなく楽しむには32GBは欲しいところなのかもしれません。それでも動きがギクシャクするようなら、これはメーカーの技術不足としか言いようがありませんけどね。
それと戦闘シーンは物凄く迫力があったのですが、それも最初だけ。それ以降は同じものが延々と続きます。まるで質の悪い再生プレイヤーを見てる気分ですね。この辺りはあおかなの二番煎じといわれる空に刻んだパラレログラム (18/12/21 ウグイスカグラ)にも見られましたが、一番のウリの戦闘シーンがいくら大人の事情とはいえ、同じシーンの使いまわしなんて作品の値打ちをさげるだけ。間違ってもアップすることは絶対にありません!!こんなことばかりしているから、ユーザーが離れるんですよ。ゆずソフトやClochette(クロシェット)を見習えば?とまあ、言いたい放題のお陰で、スッキリしました(笑)
さて、肝心のシナリオですが、頭を空っぽにして楽しむには実に面白く、テンポ、やり取り、キャラ、CGいずれも高レベルにまとまっており、ボリュームタップリでつい時間が経つのも忘れてしまうくらいです。しかも1本道だから選択肢で迷う必要もありません。
冒頭のシーン、子供たちが遊ぶところからはじまりますが、これがのちに物語の根幹となります。それがわかるのはズ~と後の話で、この辺りはご自分でお確かめください。
主人公は2人、街の治安を守る統制士団の隊員で略奪者(スナッチャー)のレノと不真面目な気分屋でトラブルメーカーのお尋ね者のグレドリック。それぞれにヒロインが2人。レノの相方でカミナリの異能者、ティルトと神出鬼没でホバーボード を乗りこなす自称天才美少女のミリアリスの二人がレノの相手役。
グレイと一緒に暮らしている酒場の看板娘のフィと、見た目は絶世の美女だがその中身ときたら・・・、異物(レリック)を発掘するディッパー兼賞金稼ぎのイースラの二人がグレイです。
メインのストーリが進むにつれて、その都度エピソードが追加されていく仕組みになっています。この辺りはガールズブックメーカーによく似ており、エピソード〇〇が追加されましたとのテロップが画面上段に流れます。下段にカーソルをもっていきエピソードアイコンをクリックすれば、
この絵のように、その画面に移行し、何時でも一発で呼び出せるようになっています。そして読み終われば、再びメインの物語へ簡単にジャンプできるスグレモノ。この仕様が先のガールズブックメーカーのリブレット(小冊子)そっくりで、とても分かりやすく、いい塩梅に仕上がっています。
全部で八章、それぞれにリブレットがついており、最終の九章は結論だけになっています。そして九章が終われば、下の画面のようにエピローグが追加されます。
ここで初めてエロシーンが語られることになるのですが、エロメインならば、このゲームよりはガールズブックメーカーの方が遥かにいいと思います。全年齢向けのゲームにエロのおまけがついたもの、と考えたほうが無難です。
純粋にゲームを楽しむなら、好き嫌いはありますが、私はこちらの方がいいかな。途中での疑問や謎も含めて何もかも綺麗に回収されることになりますからね。
全てが終わるとようやく画面に現れるEpilogue。そして・・・
好きな人物をクリックすればいよいよはじまります。もちろん、Hシーンだけでなくちゃんとした物語になっていますよ。しかもそのシーンはキャラのヌリが全く違います。実はそれぞれの主人公に一度だけメインストーリーの中にサブとのカラミがありますが、それが誰なのかはご想像にお任します。ただこの時ばかりは、同じキャラのはずが全くの別人に見えてくるほど物凄い迫力です。その変貌ぶりときたら・・・
そのシーンはさすがに載せれませんが、似たような雰囲気の画像をアップして終えることにします。自称天才美少女のミリアリスです。
Amazonに予約済の今年初めての新作が9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと(20/4/24)、27日着の連絡がありました。いつもは発売日の午前中にはつくのですが、こんな時期だから仕方ないですね。
かずきふみ/和泉つばすペアの最終作、とても楽しみです。