エロゲはやっぱり中古が一番

クロスコンチェルト 感想

クロスコンチェルトが相当安く買えました。これだけでは運賃無料(¥3,000以上)にならないほどに。もともとあっぷりけは花の野に咲くうたかたのをプレイしただけですが、雰囲気はよくて、間を開けずに時を紡ぐ約束を購入したほどです。ただ残念ながら時を紡ぐ約束はWin10のアップデイト20H2の不具合によるPC初期化のためプレイできずに消滅した中の一つです。

それにしても、このゲームはメインもさることながらサブがいいですね。公式サイトで紹介されている「心を繋げる学園純愛ADV」の通りです。
最初はプロローグで3人だけが攻略対象となります。いわゆるサブキャラ、話は短いですが、それでもホンワカとしたとても暖かい気分で終わることができました。

まずは西条 美加。主人公・八重垣 悟の2つ年上の先輩です。 悟たちが入った寮の責任者であり生徒会長も兼ねている初芝未来の親友で、オカルト研究会や生徒会には所属していませんが活動を一緒にしています。 


続いて初芝 香苗。悟の担任であり、尚且つ上の美香と同級生の初芝 未来の姉でもあります。

生徒と教師の立場ってかなり難しいことになりそうなシナリオがとてもすっきりとまとめられていたことも良かったですね。
このシナリオにはHシーンはなかったですが、むしろその方が好感が持てました。といっても追加のエピローグではシッカリあるんですけどね(笑)。

最後にクラスメイトの中野 綾。人の輪に入るのが得意で、いつも誰かに囲まれている人気者。誰からも好かれる少女のはずなのですが・・・

心の機微がとてもうまく捉えられているので、あらためてシナリオライターを確かめたくらいです。複数ライターだと多方面から色んなアイデアが生まれてきますが、余程のことがないと統一性を保つのが難しく、ボタンの掛け違いや綻びが出たりしますからね。今回はそんな欠点がなかったので短いながらも楽しめたのですが、ラストの綾のところでとんでもない爆弾が仕掛けられていました。

そこから2ndのStoryへと続くのですが・・・

まずはシステム、以前だと当たり前だったフローチャートも、ここ最近では見かけなくなり、目新しさを感じました。ロード画面を経由しなくても、自分の見たいところから入っていけます。それぞれに名前がつけられておりそれをクリックすれば、シーンジャンプだけでなくそのままシナリオを進めることもできるので、選択肢からの分岐を見逃すこともありません。
フローチャートはPrologue、Story 、Fragmentの3項目に分かれています。このFragment、本編(Prologue、Story)では語られなかったエピソードが物語の進行と共に随時追加されていきますが、単なるエピソードだけではなくシナリオの選択肢の役目もしているのです。
先ほどチョコっと触れた教師の初芝 香苗とのHシーンもここで語られるのですが、Fragmentを読み進めないと次の新たなシナリオが出てこないこともあります。


まいてつのHシーンと同じような流れで、一つ読むと新たに違う逸話がでてくるような感じですね。だから読み進める上では、本編と同時に追加されるごとに見るのがこのゲームの進め方なのかもしれません。Fragmentシナリオを読み終われば、そのまま本編に戻れるようになっています。
確かレイルロアの略奪者エピソードも同じ仕様だったと思いますが、本編を読み進めるための潤滑油であって、決してストーリーの進行を妨げるためではないということです。ただ終盤では内容を補足するにしてはあまりにも膨大な量のため、一部ではMUSICUS!(ムジクス)のような形式をとらざるを得なかったようです。この辺りが好き嫌いの分かれ道になるかもしれません。


Storyでの最初のヒロインは西ノ宮 透子。悟たちの死んだ母とかかわりが深い西ノ宮家の一人娘で、実家から八重垣兄妹の面倒を見るように言われていますが、体験版にもあったように堅苦しいのは苦手で不干渉を提案してきます。

その割には、面倒見がよく何かと悟たちの世話をするようなのですが・・・


生徒会長で寮長も兼ねている三年生の初芝 未来。 
おっとりとした女の子で、いつも笑顔を絶やさないので男女を問わず人気は高いのですが、男女間のことには疎く、寮でのラフな格好に悟の方が目のやり場に困ることも。未知の物、不可思議な物へ強い憧れを持つオカルト研究会の唯一の部員で、生徒会以外の活動といえば大半が廃墟ツアーのようです。御多分にもれず悟たち御一行も招待されるのですが・・・


瑠璃に仕えるメイドで悟、瑠璃の二人の同級生で幼馴染の稲田 鏡花。
稲田家は古くから八重垣家に仕える家柄で、八重垣の人間同様に彼女も瑠璃の事を「姫様」と呼んでいます。物心ついた頃から同じ年の瑠璃に仕えており、当人はそれを当然の事と受け止めています。職務から離れている時に「悟ちゃん」と呼ぶ幼馴染としての顔を見せるのは、悟が身に着けている義手のメンテナンスをしている時が大半です。
このシーンももちろんそうです。得意の機械いじりで、どうやら義手にアレコレ工夫して色んなものを仕掛けることを考えるだけなく、実行したことが過去にもあったようです。
さて今回は?



全てを攻略すると双子の妹、 瑠璃が開放されます。
八重垣家の人間に発現する未来を視る力を持っており、次期当主になる事が決定しています。普段は閉じた上で髪の毛で隠している左目は、未来を視るための媒介です。同じ家、両親を持ちながらも兄である悟とは立場も境遇も何もかも違っているのですが、「姫様」と崇めれられ箸より重いものを持ったことがない瑠璃が、悟のために台所に立つ姿なんて超レアもの。
どんな料理を作るのでしょうか?というより食べられるの???




そして全てが終わると、



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