待ちに待ったジュエリー・ハーツ・アカデミア、いつものショップ月一のバーゲンで、店舗価格¥6,480のシールがついた未開封品がたったの〇〇、これには大満足です。
さっそくインストールですが、メチャクチャ早い。約4GBあるはずなのにあっと言う間終わった感じです。時間はわかりませんが、ABEMAの将棋をみていたらインストールが完了しましたの合図が出てました。実質は15~20分くらいかな???
さっそくインストールですが、メチャクチャ早い。約4GBあるはずなのにあっと言う間終わった感じです。時間はわかりませんが、ABEMAの将棋をみていたらインストールが完了しましたの合図が出てました。実質は15~20分くらいかな???
さっそくプレイすることにしたのですが・・・
まずはネガティブ要素から。システムは相変わらず改善されていません。
フォントや色変えはできるものの文字の縁取りができないので、背景が変化するたびにテキストは読みにくくて、はじめの頃はバックによって色変えを繰り返していたほど。さくらの雲の時は薄いレモン色、アメグレはライトグリーンだったかな。今回も最終的にはイエローにしましたがそれとて特定場面では読みづらいことにかわりありませんでした。
それだけならよかったんですが、前2作のようにヒロインが一本道ではなく、普通の選択肢に変わってました。これが最悪!
まず最初の選択肢から次のヒロイン選択肢までの道中がメチャクチャ長い。おまけに戻る機能はあっても選択肢へのジャンプ機能はなく未読部分までひたすらスキップです。一つの選択肢間でも十分はスキップしっ放し(苦笑)。
最初はベルカ、メアそして画像のルビイと続き、最後がアリアンナです。
「ルビイと離れたくない」を選べば文字通りルートに入ります。ルビイは階段式の3番目です。
ところがどのヒロインを選んでも本編は変わらず、基本的には番外のエピソードで語られるHシーンが一人につき3話追加されるだけ。
これなら前作の方がはるかにマシです。さすがに今回は2人攻略しただけで後はパス。Hシーンは基本強制スキップの私ですが、少なくとも自然にその場面になった前二作については違和感はありませんでした。
ところが今回は上述の通りなので、ラストのオマケのCG画像やシーン鑑賞は歯抜けのまま。特にそれが語られるエピソードは未読の「????」が半分ありましたが、ホンの2~3分程度のHシーンのために選択肢の場面から延々とスキップを繰り返す元気はありません。なにしろラストの直ぐ前のステージでそれぞれのヒロインとのワンシーンが入らないとエピソードは追加されない仕様になっていますのでね。ハッキリいってエロゲとしては並以下です(笑)。
おまけに大人の事情とはいえ余りにも立ち絵の使いまわしが多すぎて、内容とあってない部分がテンコ盛り。もちろんコンフィグだって自動で隠れるなんて機能もありません。数年前のシステムレベルですね。
肝心のシナリオですが・・・
システム面では散々けなしましたが、悪いのはそれだけ。
息をもつかせぬ展開につい力が入ってしまい、ピークアウトしたとたんに身体の節々が痛くなり、両肩には鉄アレイでも乗っけている気分でした。特にチャプターⅧなんてその最たるもので、ようやく終わったと思ったら・・・
え?まだ続いくの???再び全身を強張らせてって、これネタバレになっちゃうのでお口チャックでしたね。
え?まだ続いくの???再び全身を強張らせてって、これネタバレになっちゃうのでお口チャックでしたね。
しかもここからがまた凄いですよ。これ以上のものが終焉まで延々と続きます、なんてさり気にバラすのもお約束(笑)。
さて前二作は謎解きがメインでしたが、今回は「落ちこぼれクラスが世界を救う青春学園ファンタジー」が謳い文句です。もちろん前作に負けないようなびっくり仰天の謎がアチコチに仕掛けられていますが、謎解きなんて端から考えていませんでしたからすっかり騙されてしまいましたよ。それも根底からくつがえすような超弩級なやつにガツ~ンと一発。それで主人公ソーマを包んでいた違和感が解消されるでしょう。
でも思い返せば、手がかりは公平に与えられていましたね。体験版のラスト直前にも語られています。これ以上はネタバレになるので触れることができませんが、ソーマは覚悟の決断をします。
なにしろ相手が相手、展開があまりにもシビアで、敗北すれば死ぬだけ。しかも幹部の強さはベラボーで、現状では6人が束になっても敵わないほど。
通常のファンタジーなら全員が一丸となって、めでたしめでたしとなるはずですが、残念ながら今回はそんな甘チョロいものではありません。メンバーになくてはならない重要な人物のみならず、その家族さえも一瞬のうちに失ってしまいます。なにしろ相手は石化の権化メデューサですからね。
おまけにこのにっくき敵は強いだけではなく、メチャクチャしぶとい。まるでGと呼ばれるあの黒い塊みたいに、やっつけたと思ったら、そこら辺からまたぞろ復活してきます。今度こそ手応え十分、確実に仕留めたはずなんですが、何故か重要な場面で決まって登場してくるんですよ。
これもそのうちの一人です。
どんだけ便利なアイエムが隠されてるんだってツッコミたくなるような展開に
不安とイライラが募るばかりです。
加えてあのくそオヤジの情報によると、このメイナートやルビイでさえ敵わないような恐ろしい強さの敵までいるというのです。
残念ながらその存在は誰も知りません。何故なら姿を見た者はその場で抹殺されるからです。フリキア王国軍のいくつかの部隊は、どうやらそのたった一人の未確認人物に消滅させられて、誰一人として戻っては来ませんでした。
ヒロインは4人ですが、幼馴染とはいえ今や敵対関係にあるあのルビイとどうやったらくっつくのかなと思ってたら、斜め上の展開でしかも辻褄が綺麗にあっているのに感心しました。
で上記の通り、結局はアリアンナと最初に攻略したこのルビイだけという次第です。攻略するしないに関わりなく物語はそのままなんですけどね。
そんなこんなで、シナリオは前二作と比べても決して遜色ありません。謎解きよりも冒険譚を好まれるなら、むしろこちらの方が良いと感じられるに違いありません。スリル満点、突拍子もない出来事が次から次へと目まぐるしく展開して、最後は味方だと思っていた友が最強の敵となって牙をむき、落ちこぼれクラスのペガサス全員を奈落の底へと突き落としてしまいます。
この最大の敵もこれまでにバラまかれていた欠片が全て繋がっただけのこと。バラまかれた欠片が余すところなくものの見事に収まった結果、大どんでん返しを喰らいジ・エンド・・・???
今回はどこを触ってもネタバレになりそうなので、どうせなら小ネタを少々。
あの青色の猫ならぬタヌキはネタの宝庫のようで、エロゲでもあちこちに取り入れられています。4次元ポケットなんてアクションものにまでパクられているようですが、今作も例外ではありません。
ダイヤ組のお騒がせキャラカーラの意志として。もちろんそれ以上はお口チャックのつもりでしたが、あのタバコ臭いクソオヤジ、ネスター軍曹がとんでもない事を言い出します。
「嬢ちゃんは『どこにでもドア』を使えるんだっけ」
思わずツッコンじゃいました。それ言うたらアカン奴やろ!
思わずツッコンじゃいました。それ言うたらアカン奴やろ!
ウン?!あれは「どこでもドア」だった(笑)
それはそれとして、この嬢ちゃん、生きていて良かった。一番のヒーローならぬヒロインは、同じ令嬢としてアリアンナを強くライバル視しており、事あるごとに突っかかってては自滅するカーラなのですから。彼女のお陰で全てが上手く収束・・・するはず、ですよね???