エロゲはやっぱり中古が一番

今回のお買い得「ガールズブックメイカー」の感想

ガールズ・ブック・メイカー終了です。
サブタイトル通り、幸せのリブレットを堪能させてもらいました。
リブレットとは当時世界最小・最軽量のWin95搭載の小型ノートPCで・・・という東芝の宣伝ではなく、イタリア語で「小冊子」とか「小さな本」を意味する語で、今回はまさに、幸せを運ぶ素敵な小冊子です。
有名な童話や小説をテーマに、メインのストーリーを進めるごとに、小冊子が開放される仕組みになっています。
それが下のような画面です。


全部で9冊のリブレットがあり、メインの童話や小説のモチーフがさりげなく表紙にロゴのように入っています。そこにカーソルをもっていくと、主人公の顔が現れます。
例えば左端の上はマッチの炎をデフォルメしたもの。で、主人公の顔に変わり、そこをクリックすると・・・



マッチ売りの少女でした。
イメージが違う?かもしれませんが、半裸の金髪ビッチこそ間違いなくここの主人公で、隣にいるのがアンデルセンです。そして一話ごとにリブレットの中身も開放されることになります。
他にもメインのガールズブックメイカーのすぐ右隣上の絵は、緊箍児(きんこじ) をつけられたサル、一目瞭然ですね。
左の一番下は、よく見ると三日月に竹の絵です。日本最古の物語といわれる竹取物語でかぐや姫。(因みに源氏物語の「物語の出で来はじめの祖(おや)なる竹取の翁」から日本最古の物語といわれています)
すぐ右隣りのシルクハットにモノクル(片眼鏡)とカイゼル髭といえば・・・これは私はなんとなくコナンドイルのシャーロックホームズを想像しましたが、当らずと雖も遠からず、怪盗ルパンでした。ホームズvsルパンの話もでてきます。ただし会話だけですが・・・。そしてBaseSon の歴史物同様、男は主人公だけでルパンはじめ登場人物はお約束の美小女のみというハーレム展開になっています。
他にも右端の上は、ハートマークにウサギのリボンをつけた女の子で、不思議の国のアリスです。
真ん中は、魔法のランプでアラジン?ではなくゲーテのファーストでした。悪魔メフィストフェレスの魔法を描いたもので、お馴染みの天界やヴァルプルギスの夜が登場します。
中央にある本こそこの物語の大元で、リブレットの数と同じく9幕でフィナーレをむかえます。



各々が独立しているとはいえ、保存するときには〇%と現在の進行の度合いを示してくれます。
基本的には童話・小説は6話(西遊記のみ7話)、この物語のメイン人物にまつわる物語は5話、おまけが1話という構成になっています。
そしてすべてを読み終えると、


このようにすべての物語がハッピーエンドで締めくくられます。
エロゲといいながら、文字通り幸せな気分で終わることができる珍しい作品です。
もちろんエロさもタップリ!
なにしろヒロイン、サブ合わせて総勢21人、途中から主人公は種馬と呼ばれるほどで、交わりを持たなかったのは、唯一現実世界での先生だけという夢物語でした。
しかももう1本、桜ひとひら恋もようを合わせて¥5,000という安さ。

前回もそうでしたが、最近は単品ではなく複数買いが増えています。
というのも運賃を無料にするためには、合計で一定の金額をオーバーする必要がありますからね。メイン+おまけですが、このおまけを見つけるのが結構大変です。ただ最近らしんばんを多く利用するのは、コムショップ(らしんばんの仕入れ部門)のゲーム博物館のお陰。ありがたいことに不足分の金額に、発売年度を限定すると一発ででてきます。あとはそれが好みに合うかどうかだけ。加えて商品の紹介欄では、同じメーカーのものや、よく似たタイプの作品が同時に見られるのでとても便利です。で、その結果が桜ひとひら恋もようだったというわけです。初めてのメーカーでしたが、値段の割には楽しめました。同じメーカーの最新作の恋嵐スピリッチュ(19/5/31)も良さげでしたが、残念ながら、在庫切れ。Amazonにはありましたが、一番安いところでも倍近い価格(19/12/8現在)なのには吃驚です。
まあ、今回は縁が無かった、ということですね。


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