例によって、年末大特価のMUSICUS!と一緒に買ったおまけ、妹のおかげでモテすぎてヤバい。(13/11/29 Hulotte)が当たりでした。その後に発売された嫁探しが捗りすぎてヤバい。(15/11/25) と神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。 (17/3/24)はかなり前にやったのですが、面白かったものの、この妹の方は思ったよりも高くて、値下がりを待つうちにいつの間にか忘れていたもの。
今から5年以上前に発売されたにもかかわらず、システムはとても使いやすくて、最近のものとほとんど変わりません。精々スタートアップ時、Win10にはうまく対応できなくて画面を中央に置き直す必要がある程度。これは恋する彼女の不器用な舞台 (14/11/28 CUBE)にもあったことなので、別段気にはなりませんでした。ただ恋するは毎回置き直していましたが、今回はたまにちゃんと前回終了時とほぼ同じ位置にあることもあったので、その辺の理由は良くわかりません。(画面設定は前回終了時の設定を保持するにチェックを入れています。フルスクリーンならそんな心配は不要ですが、如何せん、瞬時に画面を消すという緊急回避の必要性がたまにあるので・・・)
文字は読みやすいし、シーンジャンプは前、後ともついています。セーブし忘れても「前回の続きから」を選べば、直前の終了場面からリスタート。古くからこんな機能を備えていたなんて余程スクリプトがしっかりしているんでしょうね。こういう技術の裏付けがあるからこそプレイヤーは安心して遊べるのだと思います。もちろんメインキャラにはちゃんとロックがかかっており、攻略順で悩む必要もありません。
遥か昔、エウシュリーの神殺し以外は何も知らなかった頃、あっぱれ! 天下御免 (11/12/22 BaseSon)で最初にメインキャラを攻略して酷い目にあったことがあります。何も知らないとはいえ、いきなりメインディッシュで満腹した後に、オードブルを食べようというのですからね。メインと比べると、尺は半分以下で、内容も実にあっさりしたもの。その後のサブキャラの攻略の味気無さは半端なかったですね。これに懲りて、以後プレイするときはメインヒロインは必ずラストにするようになりました。
とはいえ、あっぱれのように、個別ルートに差があるわけではありません。どのルートも面白くて、もしロックがかかっていなくても気になるほどではありませんが、あくまでもメインヒロインに一目惚れしたことからの「はじまり」ですからね。こういうきめ細かな仕様はありがたいですね。
それにもましてCGがいいですね。背景はそれほどではないかもしれませんが、メイン5人にサブ2人、いずれも魅力あるキャラばかりです。BGMもいいし、テンポ、掛け合いはもちろんですが、描かれた世界観がとても居心地がよく、プレイするのが楽しくて、このシリーズ3作の中では一番良かったと思います。
個別ルートにも色んな工夫が凝らしてあります。モテるための術が、想定外の効果を及ぼし、日本を支えているような財閥が、消え去るかもしれないなんてよくもまあ思いついたものです。たかが個人的に惚れさす妖術?を用いるだけで、とんでもないスケールにまで発展するなんて想像だにできませんでした。他にも様々な制約がでてきますが、中には全く効果なし、なんてこともあったりなかったり・・・。
プレイ中はコミカルタッチのサウンドでキャラと一緒に大笑いしたり、ちょっとおバカを演じるヒロインが小憎らしくも、妙に可愛く思えたり、逆に手の平で踊らされている主人公に愛着をもったり、時にはホロっとさせられたり、まさかの裸エプロンまでついて、心地よいサウンドに包まれたお約束のイチャラブ全開でハッピーエンドを迎えます。この辺りは普通の萌えゲとかわりませんが、斬新なのは他の魅力溢れるヒロイン達からの告白を断じて受けてはならないことです。
これは辛い。据え膳食わぬは、なんていいますが、都合よくなんでも食ってしまうのがエロゲの基本。そんなハーレム展開こそ男のロマンなんですが、それではいつまでたってもメインヒロインまでたどり着くことが出来ないなんて殺生な~。
逆転の発想かもしれませんが、せっかくの美少女たちが文字通り身体を張っての誠意を無碍にするなんて、もったいない。
頂けるものは残さず、全ておいしく頂くのが礼儀だとどこかのおえら~い家元も宣われていましたしね。黙って実践するのが男の甲斐性というもんです。それを蔑ろにするなんて、お前は不能か!とつい叫びたくなってくるのですが、実際はさにあらず。羊の皮をかぶった狼君でした。
登場人物のうち叶の兄である英治郎以外はすべて食べちゃいました。もちろん実妹のメグリだけでなく、お騒がせ先輩や保険の先生までシッカリと(笑)
そしてすでに今年二回目が、真・恋姫†夢想 -革命- 劉旗の大望 (19/7/26 BaseSon)とおまけのプリズム◇リコレクション!(13/2/22 Clochette)との2点で¥3,600ほど。
¥3,000未満では運賃がかかるので、おまけをつけたのですが、今回の特価というだけでつい購入。プレイできるのは来週からになると思いますが、世間での評判の悪さは十分承知しています。わかってはいますが、三部作のうちの最後だけをやらないのもなんだか座りが良くないし、何よりも安い!のが一番です(笑)。
今回の購入価格、通常だとメインの一本でさえ無理ですね。因みにAmazonでは最安値でも¥4,280(20/1/17現在)ですからね。
どうやら今年も女房と娘に白い眼でみられながら、更なるバージョンアップしたエロゲ廃人街道を爆走中の予感がします(爆)